夜間に園内を一般公開する「NIGHT ZOO(ナイトズー) 2023」が8月の土曜、浜松市動物園(浜松市西区舘山寺町、TEL 053-487-1122)で開催される。
2005(平成17)年から開催し、今年で17回目を迎える同イベント。夜間の動物たちの姿や、夜行性動物の本来の姿を観察できる夏の恒例イベントとして好評を博してきた。
通常は16時30分に閉園するが、20時30分まで営業時間を延長し、類人猿や鳥などの一部を除く園内のほとんどの展示場を一般公開。夕暮れ以降の涼しい時間帯に見学ができ、入れ替え制ではないので日中に入園した場合も閉園時間まで滞在できる。広報担当者の堀内卓也さんによると、ビーバーやヤマアラシなどの夜行性動物や、日中は暑くて寝ている動物などが活発に動く姿を見ることができるという。
同イベント限定企画も用意。カンガルーやニホンザルなどへの餌やり体験を提供するほか、普段食べている姿を見ることができない動物を見学できるようにする。「モルモットのふれあい」「ダチョウの卵の中身を見てみよう」や「ホッキョクグマガイド」「レッサーパンダガイド」など飼育員の案内を聞くことができるガイドなどを予定する。
イベント開催日は正面ゲート周辺の混雑を避けるため、18時以降はフラワーパーク駐車場を開放。フラワーパーク側から入園する場合、共通門まで無料シャトルバスで送迎する。
堀内さんは「夏休みだけのスペシャルイベント。家族、友人、恋人などを誘って来園してもらいたい」と話す。
営業時間は9時~20時30分。入園料は500円、中学生以下・70歳以上無料。開催日は8月5日・12日・19日・26日の4日間。