コインランドリーを併設したダイニング「ランドリー＆ダイニング KOO‘S（コーズ）」（浜松市浜北区染地台、TEL 053-582-8876）が7月14日、オープンした。

ハンバーグをメインにした「Bプレート」

　店主の野澤幸一さんはもともと会社員だったが、プライベートで友人に料理を振る舞うことによろこびを感じ、いつか仲間が気軽に集まるような自身の店を持ちたいと考えるようになったという。30歳を迎えた頃に飲食業界に飛び込み、和食店や居酒屋などで経験を重ね、昨年2月に同所と出合ったのをきっかけに、同店のオープンを決めた。地下はコインランドリー、1階はレンタル用のフリースペース、2階と中2階はダイニングスペースとして設計した店舗を新築してオープンにこぎ着けた。

　店舗面積は約50坪。ダイニングスペースの席数は、テーブル＝13席、カウンター＝10席。店舗デザインは、木のぬくもりも感じるブルックリンスタイルで、吹き抜けの天井で開放感を演出する。「料理はもちろん、日常と異なる居心地の良い空間で、楽しく過ごしてもらいたい」と野澤さん。

　ランチタイムは2種類のセットメニューを用意する。「Aプレート」（1,680円）は、メインに肉料理と魚料理を1品ずつ提供する。メイン料理は、「若鶏と夏野菜の甘辛ソース炒め」「豚つくねのおろしポン酢」「サーモンのムニエル風 レモンバターソース」などを、店主気まぐれで提供する。「Bプレート」（1,580円）は、ジューシーで肉のうま味を感じるという「選べるソースのハンバーグ」がメイン。ソースは「オニオンソース」と「ラタトゥイユ風トマトソース」の2種類から選べる。いずれも、十六穀ごはん、サラダ、スープなどをセットにする。

　コインランドリーは、タッチパネル式の精算システムを導入し、布団も乾燥できる大型を含めた乾燥機8台と洗濯乾燥機3台を備える。打ちっぱなしのコンクリートとコルク調の壁で装飾し、シックなデザインに仕上げた。1階のフリースペースは今後、パーティーや習い事などの会場として貸し出す予定という。

　野澤さんは「ランチはゆっくりと過ごし、ディナーは歩いて来店して気軽に酒を楽しめる店にしたい。空間・時間・食事など、良いものをみんなで共有して、地域の方のつながりを生み出せたら」と話す。

　営業時間は11時30分～15時。ディナーは8月中旬から営業開始予定。水曜定休。