バー「Infinity（インフィニティ）」（浜松市中区千歳町、TEL 090-2268-8769）が8月24日、モール街沿いにオープンした。

店内に備えるダーツ

　店主は建設業で解体会社を経営する伊藤広樹さん。外食する機会が多いため、自分の店を持とうと同店のオープンを決めた。幅広いアルコールメニューをそろえ、誰でも気軽に楽しめる店をコンセプトに営業する。伊藤さんは「コロナ禍が落ち着いてきたが、モール街周辺はまだ元気がない。浜松の街中を盛り上げるような店にしたい」と意気込む。

　店舗面積は約13坪。席数は、ソファ＝12席、カウンター10席。店内は、モノトーンを基調にシンプルでスタイリッシュなデザインに仕上げたという。カラオケ（歌い放題＝500円）とダーツ（1ゲーム＝100円）も備える。「グループでワイワイと過ごすことも、一人でゆっくりと飲むこともできる。それぞれのスタイルに合わせて、ストレス発散の場や憩いの場にしてほしい」と伊藤さん。

　ウイスキーをはじめ、焼酎、カクテル、ビールなどのドリンクメニューをそろえる。ウイスキーは、世界の権威あるコンペで毎年のように受賞しているという「響」（ショット＝2,500円）をはじめ、「白州」「山崎」など仕入れが難しいとされる人気銘柄をそろえる。メキシコ産テキーラ「マルガリータ」は、アルコール度数が18度と一般的なテキーラに比べて低く、甘く飲みやすいのが特徴という。カクテルは、「映え」を意識したカラフルなものなど約15種類を用意。名前の通り緑色のリキュール「MIDORI（ミドリ）」をベースにした「セックスオンザビーチ」や、独特の苦みが特徴のリキュール「カンパリ」を使う「スプモーニ」（以上、ショット＝1,000円）などを販売する。今後は、オリジナルカクテルの販売も予定している。

　伊藤さんは「遅い時間まで営業しているので、店の雰囲気をのぞきがてら、一度足を運んでほしい。この店が、少しでも外に出かける人が増えるきっかけになれたら」と話す。

　営業時間は20時～翌5時。チャージ料は、男性＝1,000円、女性＝500円。