ジュビロ磐田の選手が一日店長を務めるイベント「COFFEE MATES（コーヒーメイツ）」が9月27・28日、新川モール（浜松市中区田町）のコーヒースタンド「BON COFFEE（ボンコーヒー）」で開催される。

コーヒー焙煎所「タタズミコーヒー」での様子

　一日店長を務めるのは、J2リーグのサッカーチーム「ジュビロ磐田」に所属する、山田大記選手と金子翔太選手。店頭に立ち来店客とコミュニケーションを取りながら、両選手が監修したオリジナルブレンドコーヒーを販売する。イベントを通じて、山田選手が携わる児童支援団体「Re:Frame」の周知を目指す。

　「リフレーム」は山田選手と、同じくジュビロ磐田所属の小川大貴選手が昨年立ち上げた児童支援を目的とする一般社団法人。これまで、児童養護施設や小児病棟の子どもたちとの交流や、支援を必要とする家庭への物資提供などを行ってきた。

　新川モールを運営する「HACK（ハック）」社長の高林健太さんは、知人であった山田選手の活動に共感し、同団体の運営をサポートしてきた。「身近な存在であり、山田選手も好きなコーヒーをきっかけに、活動を知ってもらおうと企画した。今後も継続して定期的に開催していきたい」と高林社長。

　販売するのは、コーヒー焙煎（ばいせん）所「タタズミコーヒー」（中区助信町）の協力のもと、両選手がテイスティングを重ねて完成したオリジナルブレンド。「山田ブレンド」と「金子ブレンド」の2種類をそろえ、「コーヒー」（650円）と「コーヒー豆」（200グラム＝2,000円）を数量限定で用意する。売り上げの一部は同団体の活動資金に充てる。

　山田選手は「さまざまな方の協力を得て、自信を持って薦められるブレンドコーヒーが完成した。企画を通して、活動に共感・賛同してくれる仲間が増えてくれたら」と話す。

　高林社長は「リフレームの活動のために、新川モールという場を提供できうれしい。このイベントのつながりが、意外な産物へのきっかけになれたら」と話す。

　開催時間は17時30分～19時30分。27日は山田選手、28日は金子選手が店頭に立つ。