イベント「中田島オータムフェスタ2023」(TEL 053-425-1120)が10月21日、「遠州灘海浜公園(風車公園)」(浜松市南区中田島町)で開催される。
浜松市が進める地域力向上事業の一環。南区では2016(平成28)年から地域の誘客推進を行ってきた。同イベントを通じ、中田島エリアの誘客推進と「中田島砂丘」「浜松まつり会館」などの観光資源の認知度向上を図る。ノルディック・ウオーキング、生活に役立つ知識を体験しながら学べるブースなど、大人から子どもまで楽しめる企画を用意する。
3キロと6キロの2コースを用意する「海風ノルディック・ウオーキング」は、「全日本ノルディック・ウォーク連盟」の公認指導員が帯同する。遠州灘海浜公園をスタートした後に、現在建設中の馬込川河口水門やビーチコート、アーチェリー場など、南区の特色あるスポットをめぐる。参加無料でウオーキング用ポールも無料レンタルするため、未経験者でも気軽に楽しめるという。「秋風を感じながら、思い思いのペースで気持ちの良い時間を過ごしてほしい」と南区区振興課の鈴木嵩徳さん。定員60人で、小学生以上が参加できる。
中山間地の活性化を図る「浜松山里いきいき応援隊」による「浜松山いき隊コーナー」では、物産展を開催する。「応急救護展示イベントコーナー」は、AEDを使った応急救護体験や、救急車・消防車と一緒に写真が撮れる車両展示などを行う。このほか、カラーアドバイザーが自分に似合う色を提案する「カラー診断体験コーナー」、高さ8メートルの巨大バルーン遊具「家康くんのふわふわ」などが並ぶ。
同イベントの一環として、SNSとAR技術を活用した「出世大名家康くんARフォトコンテスト」も開催し、南区の魅力を市内外に広く発信するよう目指す。スマートフォンから公式ホームぺージにアクセスし、「家康くん」のポーズデザイン6種類の中からいずれかを選ぶと、画面が切り替わりAR撮影できる。優秀作品には南区ゆかりの品などを進呈する。
「ノルディック・ウオーキングの申し込みはまだ間に合うので、多くの方に参加してほしい」と鈴木さん。「今年から新たに設けたブースもあり、さらに楽しいイベントになった。気軽に来場してもらえたら」とも。
開催時間は10時~15時。ノルディック・ウオーキングは、イベント公式ホームページからの事前申し込みが必要。ARフォトコンテストの申し込み受け付けは今年12月10日まで。