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浜松・舞阪に漁師手がける焼き団子店 浜名湖産青のり使い「遠州名物」目指す

「笑顔とご縁を大事にしている」と言う澤幡さんらメンバー

「笑顔とご縁を大事にしている」と言う澤幡さんらメンバー

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 シラス漁師がプロデュースした焼き団子店「舞阪団子」(浜松市西区舞阪町舞阪、TEL 090-4216-0069)が10月29日、開店した。

国産米粉を使って作った焼き団子

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 オーナーで漁師の澤幡昇志さんが仲間と共に考案した焼き団子を販売する同店。澤幡さんは一昨年10月、幼少の頃からの夢をかなえ漁師になったが舞阪を代表するシラスの水揚げが振るわない状況が続いているという。休漁・禁漁期の有効活用を含めて新たな経営の柱を探る中、食を生かして舞阪に集う場をつくろうと昨秋から検討。「子どもからお年寄りまで好まれる」(澤幡さん)団子に着目し、店を展開することにした。

 店舗面積は約3坪で、内外装を含めて全て手作りにこだわった。席数は、カウンター=5席、テーブル席=2席。団子は国産米粉などを使う。メニューは浜名湖産の「青のり」をふんだんに使った「海苔(のり)みたらし」や、複数のしょうゆをブレンドした「自家製醤油(しょうゆ)」、北海道十勝産の原料を使った「つぶあん」「こしあん」「きな粉」(以上、1本150円)など合わせて7種類ある。澤幡さんは「第一次産業に携わっているからこそ、地元産や国産原料にこだわる」と説明する。12月からはキッチンカーでの販売も本格始動させる計画だ。

 澤幡さんは「来店客の笑顔があふれる団子を作り、遠州名物に育てていきたい」と意気込む。

 営業時間は11時~18時。ただし休漁の場合は開店が早まる場合がある。

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