中華メニューをそろえた「ラーメンハウスアヒル軒」(浜松市浜名区永島、TEL 080-8181-1670)が1月20日、オープンした。
地域を活気づけたいとして3年ほど前から開店に向けて準備し、メニューは2年ほどかけて昔からある町中華を意識して考案した。市内にある「麺屋カモメ亭」(浜名区)、「中華そばあたご商店」(天竜区)の姉妹店となる。準備段階から携わってきた渡部優作さんは「幅広い年代に親しまれ、覚えてもらえる店にしたい」との思いから、アヒルの形をした玩具にちなんだ店名を採用して開店した。
茶系を基調にした店の面積は約24坪。店内に置くアヒルの玩具を見られるテーブル16席、黄色のタイルを生かしたカウンター9席を用意した。看板メニューで細麺を使った「丸鶏中華そば」(650円)は仕入れた丸鶏をタマネギやニンニク、ショウガなどと共にじっくり煮込んだスープが特徴で、味はしょうゆと塩を用意する。「季節のオススメラーメン」と浜松産の食材などを使った「旬野菜ラーメン」(以上850円)は1、2カ月に1回、内容を見直す。
ラーメンのほか、スープ付きチャーハン(600円)などのご飯類、ギョーザ(4個250円)や唐揚げ(650円)などの一品料理、中華そばと組み合わせたセット類、定食類を含めて計30種類ほどをそろえる。一部はテイクアウトもできる。
店長の伊藤純汰さんは「気軽にいつでも集まってもらえる店にしていきたい」と話す。
営業時間は、昼=11時~15時、夜=17時~21時。第1木曜定休。