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浜松ゆかりのアーティスト6人による企画展 春華堂スイーツバンク3周年記念企画

イラストレーター「いきものだもの」さんのワークショップの様子

イラストレーター「いきものだもの」さんのワークショップの様子

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 企画展「入ってみる、食べてみる アート展」が4月5日~7日と12日~14日の6日間、「春華堂POP UP STORE KANDA」(浜松市中央区神田町、TEL 053-441-3340)で開催される。

イベントスペース「春華堂POP UP STORE KANDA」

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 菓子メーカー「春華堂」と、市民主体の文化芸術活動を通じて地域活性化を図る「浜松アーツ&クリエイション」が共催する。春華堂の本社社屋を兼ねた複合施設「スイーツバンク」の設立3周年記念の一環として企画した。浜松在住や出身アーティスト6人を集め、多様なアートに触れる機会を提供することで、地域交流と精神的な豊かさを育むことを目的とする。

 スイーツバンクに隣接する「POP UP STORE KANDA」は、1984(昭和59)年に旧国鉄から譲り受けた鉄道貨車を、巨大なケーキ箱をモチーフに改装したイベントスペース。会場のデザインにちなみ定めたテーマは「プレゼント」。イラストや陶芸、家具など幅広いジャンルの作品20点以上を展示する。参加アーティストは、浜名湖ウォットや竜洋昆虫公園のイラストを手がける「いきものだもの」さん、流木や廃材を使った木工品や彫刻を制作する柏原 崇之さん、油彩画を中心としたアーティストの下位瑞穂さんら6人。

 アーティスト自ら講師を務める5つのワークショップも企画する。絵本作家でもあるデザイナー「さのきぬよ」さんのワークショップは、カップ型の台紙にコーヒーから抽出した画材を使って自分が飲みたいコーヒーを描く。イラストレーター「KIMUKIMU」さんが、希望のイラストを描きキーホルダー作るワークショップなども開く。「アーティストと交流できる貴重な機会になる」と春華堂広報担当の高橋睦美さん。

 スイーツバンクでは3周年記念の新メニューを展開。浜松産レモンを使う「レモンティーソーダ」や自家製ブリオッシュ生地を使う「ワッフル」などを販売する。

 「スイーツバンクで開催することで、普段あまり機会がない方もアートに触れられる」と高橋さん。「春は新しい出会いが生まれる季節。春のお出かけ先にスイーツバンクを選んでもらい、友人や家族と思い出を作ってもらえたら」と話す。

 同、広報担当の高山慎吾さんは「アートを通して異なる価値観や視点に触れることで、目に見えづらい課題に気づいたり、新しいことに挑戦したりすることができる。地域に変革をもたらすような人を育みたい」と話す。

 開催時間は10時~17時。入場無料。

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