「弁天島花火大会」が7月6日、弁天島海浜公園(浜松市中央区舞阪町)で開かれる。
舞阪町を中心にした地元の自治会や飲食店、宿泊施設などの関係者で構成する実行委員会が主催する。事務局を務める舞阪町観光協会によると、花火大会は2013(平成25)年を最後に開かれていなかったが、「赤鳥居」の愛称で親しまれるシンボルタワーの設置50周年に合わせて昨夏開いたイベントが好評で、地元を中心に継続の声が多数寄せられたことを受けて企画したという。
花火は尺玉やスターマインなど1000発の打ち上げを予定している。浜名湖の天然干潟「いかり瀬」にある赤鳥居をバックに20時ごろから楽しめる見込み。昼の部は、中央広場で吹奏楽の演奏を行う「お出かけプロムナードコンサート」を皮切りに、夕方からは芝生のあるイベントステージで沖縄エイサー、キッズダンス、ライブなどもある。会場には飲食など65店舗が分散して出店する予定。
実行委員長の渭原(いはら)庸雄さんは「地元の花火愛が夏の風物詩を復活させた。かけがえのない花火大会として今後も継続させたい」と話す。
開催時間は、昼の部=14時~19時、夜の部=19時30分~20時30分。雨天決行、荒天中止。公共交通機関での来場を呼びかける。