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浜松に倉庫型建築ショールーム カフェとコワーキングペース兼ねた空間に

カフェとコワーキングペースを兼ねた倉庫型建築デザインショールーム「SOCOPARK89」

カフェとコワーキングペースを兼ねた倉庫型建築デザインショールーム「SOCOPARK89」

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 カフェとコワーキングペースを兼ねた倉庫型建築デザインショールーム「SOCOPARK89(ソーコパーク)」(浜松市中央区天王町、TEL 053-443-9300)がオープンして、7月21日で2カ月がたつ。

「SOCOPARK89」のオリジナルトルティーヤ

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 オフィスや店舗などの建築デザイン会社「hiro furniture(ヒロファーニチャー)」(中央区相生町)が運営する同店。社長の松下明廣さんの姉が2016(平成28)年に立ち上げた倉庫型カフェ「CAFE SOCO」をリニューアルした。同社が手がけるオフィスや店舗デザインの体験型ショールームとして運営しながら、カフェスペースとコワーキングスペースを併設する。

 1階はカフェスペースとしてベンチシート25席、2階はコワーキングスペースとしてデスクチェアやソファシートなど28席を用意する。定員8人のモニター付き個室もあり、商談やウェブ会議などにも利用できる。リニューアルに伴い改装した店内は、シンプルで無機質なインダストリアルデザインをベースに「当社らしいアレンジを加えて上品な空間に仕上げた」(松下さん)という。エントランスには庭園、店内には植物を置くなど、「緑を感じる」演出も行う。家具の大半は自社製のものを使う。

 コワーキングスペースの利用料は、ワンドリンク付き1人当たり1日1,650円。仕事の使い勝手を考え、電源やWi-Fi、複合コピー機などを備える。時間制限がないため「時間を気にせずゆっくりと仕事に専念してほしい」と松下さん。

 カフェスペースでは、総菜店「OH!souzai 真(オーソウザイシン)」(中央区向宿)監修によるフードメニューを用意。ジューシーな牛肉を特性ダレで焼き上げた「トルティーヤビーフボックス」(1,690円)は、コチュジャンを入れたピリ辛の「タレ」と「ネギ塩」から選べる。地元産を中心にした野菜をサラダ感覚で楽しめる「トルティーヤボックス」(1,690円)は、サラダチキン・エビアボカド・ケイジャンポークの3種類から2つを選べる。いずれも、ポテトとドリンクをセットにする。このほか、引佐産レモンを自家製シロップにした「レモンソーダ」(600円)やコーヒー、ドーナツ(250円)などもそろえる。

 定休日と営業時間外は、異業種交流会やポップアップ、ワークショップなどの会場として貸し切り利用もできる。「利用者からの提案を取り入れた自由な空間として、新しくビジネスをスタートする人の応援をしたい」と松下さん。「浜松の企業や店舗の活性化につながるような場所なれたら」とも。

 営業時間は、コワーキングスペース=10時~17時(カフェは11時~)。日曜・祝日定休。子どもは土曜のみ入店できる。

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