雑貨カフェ「いもねこ」(浜松市中央区三島町、TEL 090-9263-9763)が7月8日、移転オープンした。
浜松市内でフリースクールや福祉事業などを展開するNPO法人「ドリーム・フィールド」が経営する。元々、浜松市中央区芳川町で就労継続支援A型事業所として営業してきたが、コロナ禍の影響で来店客数が減少。新たな職場環境づくりを模索し、子どもや家族連れらでにぎわうという三島楊子公園近くの物件を改装して再オープンした。
飲食ができるカフェと雑貨を中心にした販売スペースがある同店の店舗面積は約24坪。カフェスペースの席数はテーブル12席。ガパオライスをセットにした「ごまちゃんセット」やコーンの甘みが広がるカレーを盛った「リタくんセット」など、歴代の看板猫をモチーフにしたランチ4種類(以上1,408円)、お子さまランチ(748円)などを用意。就労継続支援B型事業所「工房いもねこ」で作ったケーキ8種(イートイン=660円、テイクアウト=648円)なども提供する。販売スペースでは利用者が手がけたオリジナルグッズをはじめ、「工房いもねこ」のクッキー類などを含めたアイテム約200種類の他、駄菓子類もそろえる。ドリーム・フィールドが運営するフリースクールから「出勤」し、ケージの中にいる看板猫の姿もある。
大山浩司理事長は「ランチなどを楽しんでもらうとともに、子どもたちの見守りや育ちの場になるカフェにしたい」と話す。
営業時間は11時~18時(ランチは11時30分~14時)。