ハンバーガー専門店「浜松バーガースタンド マルマル」が7月20日、ドライブイン「浜名湖グルメパーク」(浜松市中央区湖東町、TEL 053-487-2346)内に再オープンした。
同店は、2019年8月にオープンし地元食材を使った「浜松バーガー」を販売してきたが、コロナ禍の影響で2020年2月から休業していた。コロナ禍が落ち着き観光需要が拡大する中で、コンセプトを改め再スタートに踏み切った。浜松名物のウナギのたれを牛肉と合わせたユニークなハンバーガーを目玉商品として展開する。
グルメパークの外側にスタンドを設け、カウンター越しに販売する。屋外のイートインスペースが利用できる。
同社社員が協力して開発した自家製のウナギのたれを使う。店長の海野佑弥さんは「ウナギのかば焼きに使う通常のたれでは、牛肉と合わない。肉のうまみを引き出すために試作を繰り返した」と話す。できる限り地元食材を使おうと、バンズは地元製パン会社「相馬パン」(中央区高丘西)、たれに使うしょうゆは醸造会社「加藤醤油(しょうゆ)」(中区寺島町)から仕入れる。レタスとタマネギは浜松産を使う。
看板メニューの「うなタレ牛バーガー」(980円)は、パテを一度焼いてからしょうゆベースの甘辛い自家製たれに漬け、再度焼き上げて仕上げる。「うなタレ牛チーズバーガー」(980円)、パテの数を増やした「ダブル」(1,380円)、「トリプル」(1,580円)もそろえる。このほか、浜松名物のギョーザを5個入れ、しょうゆたれをあえたもやしを挟んだ「ギョーザバーガー」(880円)も用意。ポテトやドリンクのセットメニューもある。
海野さんは「今後も地元食材を使った新しいハンバーガーを開発していきたい。浜松のご当地名物になれたら」と話す。
営業時間は11時~14時。