そうめん専門店「素麺(そうめん)屋 珀(はく)」(浜松市中央区田町、TEL 053-452-8555)が7月7日にオープンした。
麺類の中で、そうめんの専門店がなかなかないことに疑問を持ったのがきっかけで年明けから開店に向けて動き出した同店。飲酒後の締めに「軽く食事できる店があれば」という声も聞き、ニーズがあると判断。「そうめんの概念を変える」をスローガンに掲げて出店準備を進めた。話題作りの観点からクラウドファンディングで協力も呼びかけ、「そうめんの日」に合わせてオープンした。
店内は、カウンターを中心にした空間とテーブル席のあるフロアで雰囲気を変えた。店舗面積は約35坪で、席数はカウンター=12席、テーブル=30席。そうめんは「三輪山本」「三輪素麺みなみ」「三輪そうめん小西」(以上、奈良県)、「創麺屋」(香川県)から調達。だしは「おだしのうね乃」(京都府)のまぐろ節を使ったオリジナルを採用し、「素材を引き立てるよう工夫している」という。
メニューは、8種類のそうめんから選べる「お出汁(だし)のつけそうめん」(880円)、直径約0.3ミリの超極細麺を使う「つけそうめん白髪『三輪山本』」(1,650円)、「すだちそうめん」(1,430円)などの冷たいそうめん、「明太クリームそうめん」(1,320円)をはじめとする温かいそうめんなど計40種類ほどを用意。ご飯物や一品料理、デザート、ドリンク類なども豊富にそろえる。
店長の松下公治さんは「ありそうでなかった専門店でそうめんの概念を変え、認知度を高めていきたい」と意気込む。
営業時間は18時~翌4時(日曜は24時まで)。月曜定休。