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浜松・田町に「多国籍おばんざいバー」 世界の食と酒の魅力届ける

「一日の疲れを癒やしに来店してもらいたい」と話す店主の加納さん

「一日の疲れを癒やしに来店してもらいたい」と話す店主の加納さん

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 ダイニングバー「宵宵(よいよい)」(浜松市中央区田町)が9月6日、オープンした。

和モダンデザインの落ち着いた雰囲気の店内.jpg

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 2022年7月、中央区肴町にバー「呵呵(カカ)」を出店した加納詩織さんが店主を務める同店。加納さんは今回の出店に当たり、酒だけでなく得意の手料理を一緒に楽しんでもらいたいと考え、「多国籍おばんざいバー」をコンセプトにしたという。世界各国を旅した経験を生かし、特定のジャンルにこだわらず、和食をはじめ、イタリアンやエスニックなど幅広い料理を提供する。「海外旅行を通して各国の食文化に触れてきたので、それぞれの魅力を伝えたい」と加納さん。

 店舗面積は約10坪。席数は、テーブル席4席、カウンター席7席。店内は、カウンターテーブルや家具をダークブラウンで統一し、落ち着いた雰囲気の和モダンスタイルにした。

 知人の農家から仕入れた野菜など、できる限り地元食材を使って手作りする。「きのこのグラタン」(600円)、「オクラの漬けもん」(300円)、「枝豆ペペロン」(500円)、「豚肉とたまご」(800円)など、店主お任せの日替わりメニューは常時約10種類をそろえる。料理の盛り合わせ「おばんざい5点」(1,500円)も用意する。

 ドリンクは、国産ウイスキー、焼酎、日本酒などの「飲み放題プラン」(1時間=2,000円)を基本に、単品注文にも対応する。イラストレーターとしても活動する加納さんが自身でラベルデザインを手がけたクラフトビール「ミネラルブリュー」は、通常廃棄してしまう浜名湖のカキ殻を副原料としたもので、発売日の9月22日以降に提供する予定。

 毎月第2・第4週の平日は、「タイ料理とシンハービール」「韓国料理とマッコリ・チャミスル」「メキシコ料理とテキーラ」など各国の料理と酒が同時に楽しめる「多国籍フードフェス」を行う。

 加納さんは「友人を自宅に招くような感覚でお客さまを迎え、一緒に楽しい時間を共有したい。一日の疲れを癒やしに来店してもらえたら」とも。

 営業時間は19時~翌1時(金曜・土曜は翌3時まで)。月曜定休。

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