イベント「中田島オータムフェスタ2024」(TEL 053-425-1120)が10月26日、「遠州灘海浜公園(風車公園)」(浜松市中央区中田島町)で開催される。
浜松市中央区地域力向上事業(南地域)の一環。中田島エリアの観光資源「中田島砂丘」や「浜松まつり会館」の認知度を高め、地域の魅力を発信する。防災体験や地域団体によるステージイベント、飲食ブースなどを用意し、幅広い世代が楽しめる企画を展開する。
体験型防災プログラム「AR(拡張現実)浸水体験」は、タブレットやARゴーグルを使い、現実世界と浸水シミュレーションCGを融合させた視覚的な体験を通じ、水害のリスクに対する理解を深める。中央区南行政センター地域振興担当の河辺杏菜さんは「南地域は河川に囲まれていて海も近いため、水害への関心が高い。実際の災害に近いイメージを持つことで防災意識を高めてほしい」と話す。
特設ステージでは、地域内の協働センターを拠点に活動する音楽クラブが、吹奏楽や和太鼓、バトンのパフォーマンスなどを披露する。公認指導員のサポートの下でノルディックウオークを体験できる企画もあり、現在公式ホームページから事前申し込みを受け付けている。子ども向けに、高さ8メートルの巨大バルーン遊具「家康くんのふわふわ」も設置する。
過去の来場者の要望を受け今回、キッチンカーが初出店する。「もちもちクレープ」、サクサクとした食感の「漬けマグロ串カツ」、いちごあめ、タコスなどを販売する。
河辺さん「昨年よりバージョンアップして新企画を盛り込んだ。いろいろなことを学び楽しんでもらえたら」と話す。
開催時間は10時~15時。