チョコレートのイベント「アムール・デュ・ショコラ」が現在、遠鉄百貨店(浜松市中央区砂山町、TEL 053-457-0001)本館8階と地下1階で開催されている。
「この時期だけの特別な空間や新たな発見を楽しんでほしい」と話す伴さん
国内外のチョコレート専門店や菓子店が一堂に会する同イベントは、今年で14回目を迎える企画。初日となる今月22日には、開店前に行列ができるなど、例年通りにぎわいを見せた。会期中の来場者数は例年同様に約10万人を見込む。営業推進部の伴美貴子さんは「近年は大切な人にチョコをプレゼントするだけでなく、一緒にシェアして楽しみたいという人や、自分のご褒美に買い求める人も増え、多様な楽しみ方が広がっている」と話す。
同イベントには、107ブランドが出店。「PIERRE MARCOLINI BRUSSELS(ピエール マルコリーニ)」や「JEAN-PAUL HEVIN(ジャン=ポール・エヴァン)」など世界的に有名な菓子店をはじめ、国内の人気店も並ぶ。「AUDREY(オードリー)」(東京都)では、ホワイトチョコにイチゴやアーモンドが入った「ストロベリーショコラ(150グラム)」(1,674円)などを販売。ブランド誕生から今年で10周年を迎える鎌倉発祥のアロマ生チョコレートブランド「MAISON CACAO(メゾンカカオ)」(神奈川県)では、「DREAM(バニラ)」「HARMONY(ミックスフルーツ)」(以上、3,456円)などのフレーバーを付けた生チョコレートのほか、パリッとしたチョコレートの中に液状のチョコレートを包んだ「ショコラ・コキーユ」などもそろえる。
このほか、浜松市内の菓子店も参加。「パティスリー ラヴェリテ」(中央区)では6種類のこしょうを使ってアーモンドにチョコレートをコーティングした「プラリネ アマンドショコラ(約70グラム)」(1,600円)、「リープリング」(中央区)ではさまざまな味とデザインの手作りクッキーのセット「ミックスショコラクッキー(1箱)」(2,376円)などを用意する。「ここ数年の人気商品の傾向を踏まえ、チョコサンドクッキーや、チョコとイチゴなどのベリーを合わせたスイーツ、猫をモチーフにしたかわいらしいデザインの商品など、多彩なバリエーションを取りそろえた」と伴さん。
会期中は、同イベントのレシートを同館内の対象店で提示した人に特典を進呈する。和洋菓子売り場担当者の堀内重孝さんは「年に1度だけの祭典なので、このイベントですてきなチョコレートとの出合いを楽しんでほしい」と話す。
開催時間は、本館8階=10時~19時(最終日は17時まで)、本館地下1階=10時~19時30分(2月6日は19時まで、最終日は18時30分まで)。2月14日まで。