見る・遊ぶ 学ぶ・知る

浜松市上石田町で「エコネットフェス」 楽しみながら地球環境を学ぶ

エコをテーマにした体験型イベント「エコネットフェス」過去の開催の様子

エコをテーマにした体験型イベント「エコネットフェス」過去の開催の様子

  • 0

  •  

 エコをテーマにした体験型イベント「エコネットフェス」が3月30日、中部日本プラスチック上石田工場(浜松市中央区上石田町)で開催される。

プラスチック樹脂の入る袋で作った巨大迷路

[広告]

 主催は、プラスチックの原料販売やリサイクル事業を展開する中部日本プラスチック。2023年に初開催し、昨年は浜松市内のファミリー層を中心に750人以上が来場した。3回目となる今年は1000人以上の来場を見込む。「エコを学べるテーマパークへようこそ」をテーマに、楽しみながら地球環境について学べる体験型コンテンツを多数用意し、環境問題への関心を高めることを目的とする。

 会場では、巨大迷路やブランコ、フォークリフト体験、廃材を使ったワークショップなど、子どもから大人まで楽しめる企画を用意。企業とのコラボ企画も多数あり、RP東プラ、住友化学、ソミック石川、タニタ、トヨタ自動車、浜松ホトニクスなど、環境問題解決に取り組む企業が参加する。各社の商品や技術に関連したプログラムを展開し、子どもたちが楽しく環境問題に触れるきっかけを提供する。「企業コラボは今回が初の試み。会を重ねるごとに賛同してくれる人や企業が増え盛り上がりが増してきていると感じる」と人事部の亀井悦奈さん。

 プログラムには、「TOYOTA GAZOO Racing(ガズーレーシング)」のラリードライバー・勝田貴元さんによるトークセッション、ラリーカー「GR YARIS Rally1」の展示と乗車体験、小学生以下の子ども向けにレーシングスーツの貸し出しも行う。このほか、水素エネルギーを学べるワークショップ、浜松ホトニクスの光技術を生かした「巨大迷路の宝探しチャレンジ」、ソミック石川の建設現場などで使う作業支援ロボット「SUPPOT(サポット)」の体験などを用意。

 飲食ブースもあり、カレーや唐揚げ、さつまいもスイーツなどを提供するキッチンカー5店が並ぶ。浜松駅と会場を結ぶシャトルバスも運行し、事前予約不要・無料で利用できる。

 亀井悦奈さんは「これからの未来を作る子どもたちが主役のイベント。体験や学びを通じて、さまざまな気づきを提供したい。普段体験できない企画を用意したので、多くの人に来場してもらえたら」と話す。

 開催時間は10時~16時。入場無料。

  • はてなブックマークに追加
エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース