
展示販売会「ランドセルフェスティバル」が4月24日から、遠鉄百貨店本館(浜松市中央区砂山町)8階で開催される。
約500本のランドセルをそろえる「ランドセルフェスティバル」
同イベントでは、同館5階に常設するランドセル売り場の約2倍となる約40ブランド500本のランドセルを一堂に集める。広い会場内では、各ブランドやシリーズの特徴を比較しながら気に入った商品はその場で注文できる。姿勢や体格ごとに適したランドセルを実際に背負って試すことができる。
会場には、ランドセルメーカーの社員が来場し、直接商品について説明するブースも用意。「百貨店ランドセルアドバイザー」の資格を持つスタッフによる、機能説明やフィッティングについてのアドバイスを受けることもできる。ランドセルアドバイザーによる接客は事前予約制。
親子3世代で訪れる来場者も多く、落ち着いた環境で時間をかけてランドセルを選べることから、例年好評を得ているという。広報担当者の三宅隆史さんは「ランドセル商戦は年々早まっているように感じる。人気シリーズは早い時期に完売してしまうため、この時期が最も選択肢が多い。お気に入りの一本を見つけてほしい」と呼びかける。
同イベント限定ラインアップとして、東京・青山に店舗を構える「ラトリエ デュ カルターブル」のほか、マグネット式の留め具で簡単に開け閉めができる「くるピタランドセル」、肩ベルトのクッションを厚くした「楽ッション」などをそろえる。
定番シリーズの「天使のはね」「安ピカッ」「タカシマヤランドセル」「遠鉄百貨店オリジナル」に加え、「ディーゼル」「ポール&ジョー」「ポロ ラルフローレン」などのファッションブランドや、「ナイキ」「プーマ」などスポーツブランドのランドセルも取り扱う。
会場には、小学校の校門前に桜が咲く様子を再現したフォトスポットも設置する。三宅さんは「ランドセルを買うこと自体が『楽しいコト消費』になっている。家族で来場して、思い出づくりをしてもらえたら」と話す。
開催時間は10時~19時。5月6日まで。