ベアアートのワークショップ店「カラフル」（浜松市中央区本郷町）が6月14日、オープンした。

カラフルなマーブル模様に仕上げたベアアートのキーホルダー

　エステサロンなどを展開する「ルリアン」が運営する同店。オーナーの森松海優さんが、ベアアートが首都圏で流行していると聞き、自ら体験したいと興味を持ったのをきっかけにオープンした。首都圏では混雑が激しく、なかなか予約が取れなかったことをきっかけに、「地元でも気軽に体験できる場所を」との思いで開業に踏み切ったという。

　店舗面積は約12坪。2テーブルで最大10人まで同時に体験できる。店舗のロゴマークは、店名の通り7色を使ったカラフルなデザイン。入り口ではクマのフィギュア30体が来店者を出迎える。店内にも多彩な作品が並び、創作意欲をかき立てる空間に仕上げた。

　体験の所要時間は30分～1時間程度。15種類の絵の具から3色を選び、独自配合の絵の具を使って、クマやウサギ、ダルマなどのフィギュアに色を付けていく。プラスチックカップで混ぜ合わせた絵の具をフィギュアに流しかけることで、マーブル模様に仕上げる。「同じ絵の具でもかけ方により全く違う仕上がりになる。同じものは一つとしてない」と森松さんは話す。完成品は乾燥とコーティング処理を経て、最短1週間で指定の住所へ配送する。

　体験メニューは、4種類の「ベア」（高さ23センチ＝8,000円、33センチ＝1万3,000円、53センチ＝2万7,000円、100センチ）、2種類の「ウサギ」（23センチ＝9,000円、33センチ＝1万4,000円）を用意。ミニサイズのキーホルダー（2,500円）や、あえてモチーフを伏せた「シークレット」（1万3,000円）も用意する。

　オープン以降、週末は満席が続くなど盛況という。森松さんは「夜遅くまで営業しているので、仕事帰りにも立ち寄ってほしい。家族やカップルなどで、ただのはやりで終わらない、心に残る体験を提供できれば」と話す。

　営業時間は9時～21時。