
「第1回浜松カーフェスティバル2025」が10月19日、浜松市総合産業展示館(浜松市中央区流通元町)で開催された。
主催は浜松工科自動車大学校(浜松市中央区寺島町)。浜松地域は自動車・オートバイ産業が盛んで、部品製造など関連企業も多い。カーフェスティバルは、自動車整備士を養成する専門学校として積極的に地域貢献しようと今年初めて企画した。市内を中心に協賛ディーラーなど19社が参加。新車・スポーツカーの展示や各種イベントを行った。
会場には、フェラーリ(イタリア)やランボルギーニ(同)、ホンダNSXなどのスーパーカーをはじめ、日産スカイラインやオースティンミニ(イギリス)、ランチア(イタリア)など往年の名車も勢ぞろい。ディーラーブースでは来場者が人気車種の前で記念撮影をしたり、運転席に試乗したりする姿が見られた。
タイヤの取り外し体験や仮想現実(VR)によるドローンの飛行体験、車との綱引きコーナーや車体に水性フェルトペンで自由に落書きできるコーナー、キッチンカーの出店などもあり、家族連れや若者でにぎわいを見せた。
浜松工科自動車大学校の岡部剛校長は「このイベントをきっかけに、中学生や高校生に少しでも自動車・オートバイに興味を持ってもらえたら」と話す。