おむすびとコッペサンドの店「Kome to Pan」（浜松市中央区小池町）が11月21日、オープンした。

人気のランチボックスセット

　静岡県西部で認定こども園や認可保育所を運営している「あそび学園」（下石田町）が立ち上げた。同学園は長年、児童福祉に関わってきたことから、働く母親を支援し、子どもたちも楽しめる地域の拠点を作りたいと同店を開設した。店長で同学園職員の松田みかこさんは「子育て世代から高齢者までだれでも気軽に立ち寄れるランチの店を目指したい」と話す。

　店舗面積は約3坪。テイクアウト専門だが、店外の共有スペースでそのまま飲食できる。特に力を入れているのは「ランチボックスセット」（980円）。メインは、ツナマヨおむすび、こんぶおむすび、スペシャルおむすび（プラス100円）、たまごコッペサンド、スペシャルコッペサンド（同）から2品を選んでもらう。これにビーフシチューやチキン南蛮などの「今日のおかず」、さつまいもサラダなど「今日のサラダ」、みそ汁やスープを付ける。コンパクトな「おこさまボックス」（500円）は小学生まで限定で販売する。

　当日朝に焼き上げる各種のパンが人気といい、日替わりで「たまごサンド」（300円）や「ハムマヨ」（200円）、「あんバター」（200円）などが店頭に並ぶ。「あそび学園」が経営する農園（磐田市）で収穫した小松菜やホウレンソウ、ネギ、ラッカセイ、ユズなど旬の農産物も販売している。

　松田さんは「食品ロスにならないよう、店頭の商品は日替わりを心がけている。一度、足を運んでみてほしい」と話す。

　営業時間は11時～16時。水曜・日曜定休。