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浜松・早馬町にシュラスコ専門店 串焼き肉料理を目の前で調理

シュラスコ専門店「塊肉(かいにく)ランプ」店主の紙谷さん

シュラスコ専門店「塊肉(かいにく)ランプ」店主の紙谷さん

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 シュラスコ専門店「塊肉(かいにく)ランプ」(浜松市中央区早馬町)がオープンして1カ月がたった。

「牧草牛(グラスフェッドビーフ)」を使うシュラスコ

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 店主の紙谷猛さんは、東京のシュラスコ専門店で約3年間修業した後、2020年10月に浜松市内で飲食店「そとこと食堂」を開業した。修業時代に培った技術と味も届けたいとブラジル発祥の串焼き肉料理「シュラスコ」を専門に提供する新業態の出店を決めた。

 店舗面積は10坪。席数は、カウンター=6席、テーブル=10席。店内はブラウンと白を基調とし、木材を使って仕上げた。カウンター越しにグリルで焼き上げる様子を間近に見られる設計にした。グリルで焼き上げた串焼き肉は客席まで運び、客の目の前で切り分けるスタイルを採用し、ライブ感のある食体験を演出する。

 シュラスコは塩こしょうをベースにしたシンプルな味付けで、幅広い層が食べやすいように工夫する。スタンダードメニューは、「7種類のお肉コース」(3,850円)。牧草のみを食べて育った牛「牧草牛(グラスフェッドビーフ)」のイチボやランプを用意する。牧草牛は脂分が少なく、ミネラルが多い点が特徴。穀物を飼料にした「穀物牛」に比べて癖はあるがうまみも強いという。このほか、シュラスコ定番のソーセージ「リングイッサ」、ローストチキンなども順に提供する。日替わりの特別肉として、ハンバーグやラム肉も用意する。

 牧草牛イチボとランプ、豚バラなど肉5種が食べ放題の対象になる「食べ放題コース」(4,983円)や、予約制で上質な肉を盛り合わせた「プレミアムお肉コース」(5,918円)も用意する。いずれのコースにも、サラダ、牛すじカレー、パイナップルが付く。

 オープン後は、肉好きに加え、健康志向の高い客層も来店しているという。紙谷さんは「脂質が低くたんぱく質が多い肉を提供しているので、筋トレをしている人や健康に気を使う人に食べてもらいたい。浜松では珍しいスタイルなので、まずは気軽に試してもらえたら」と話す。

 営業時間は17時~22時。現在は水曜・木曜のみ営業。1月から営業日の変更を予定する。詳しくは、同店公式インスタグラムで案内する。

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