浜松市弁天島の老舗ホテル「開春楼」(浜松市西区舞阪町弁天島、TEL 053-597-3300)が12月22日、ファミリー向けの低価格ホテルとして再オープンした。
開春楼は120年前に開業した老舗ホテルだが、利用客減少や資金繰り悪化のため3月30日に廃業した。その後、卸売業などを手がける西山商事(袋井市)が経営権を獲得し、ファミリーホテルとして再オープンした。
総客室数は41室。そのうち、特別室は4室。ホテルとしては珍しい持ち込み自由形式を採用し、室内の歯ブラシやタオルなどの備品をオプション化することで1室1泊8,800円(28室)~という低料金を実現した。ペットと同伴できる部屋もある。
料理はすべて予約制で、夕食は地元のうなぎ料理などを部屋で提供する。総支配人の汐田潔さんは「限られたスタッフで多くのお客さまに満足してもらいたい」と話す。
チェックインは15時、チェックアウトは11時。