浜松・鍛冶町で8月6日・7日、「-東日本大震災復興支援- 夏の芸術祭2011」が開催される。主催は「はままつ夏の歩行者天国実行委員会(事務局=浜松まちなかにぎわい協議会、TEL 053-459-4320)」で、開催は今年が初めて。
同委員会の伊藤規晃さんは「今までも歩行者天国にして、イベントは行っていたが、今年からはよりコンセプトを明確にしたイベントとなった。『表現すること=アート』とし、ジャンルを越えたさまざまなアーティスト、パフォーマーが集う。ここまでジャンルの壁を越えた人たちが集まるイベントも珍しいのでは」と話す。
当日は、鍛冶町通りを歩行者天国にし4つのステージを設置。72団体、延べ1,100人のアーティスト、パフォーマーが2日間にわたってパフォーマンスを繰り広げる。参加するのは、丸太をチェーンソーだけで彫刻にする「チェーンソーアート・ジャパン」、氷を削ってオブジェを作る「氷工房にはし 二橋一幸」、北野武監督による映画「BROTHER」に作品提供もした書道家・鈴木宥仁さん、「雄踏歌舞伎保存会 万人講」など。そのほか、ジャズバンドやロックバンドのライブ、ベリーダンス、チアリーディング、殺陣、太鼓、大道芸、サンバ、マジックショーなど。
飲食ブースには夏の夜店をイメージした「まちなかビアガーデン」を開設。中心街の飲食店など21店舗が参加を予定。屋根付きのブースで料理やアルコールを楽しめる。当日も配る専用チラシを持参すれば、参加店舗で「三ヶ日みかんハイボール」1杯を無料にするサービスも。
伊藤さんは「さまざまなジャンルのパフォーマンスが楽しめるイベントなので飽きないと思う。歌舞伎や居合など日本の伝統芸能のステージは今回のために天竜ヒノキ舞台を設置した。多数の飲食店も参加しているので、食べて、見て楽しめるイベント」と話す。「たくさんの人にお越しいただき、夏の風物詩になってくれたら。静岡の大道芸に匹敵するイベントを目指したい」とも。
開催時間は14時~20時。