浜松・東三方町に5月14日、レストラン「ラプンツェル」（浜松市北区東三方、TEL 053-482-9656）がオープンした。

テークアウトもできる各種シフォンケーキが並ぶ

　洋食担当の鎌倉潤さん夫妻は東京下町で40年続く老舗洋食店を経営。鎌倉さんの義妹でシフォンケーキ担当の福井優子さんは10年間の研究や東京の有名洋菓子店で講習を経てオリジナルのレシピを考案し、初生でテークアウト専門店を運営していたが、出身地の三方原で一緒に運営したいと考え今回のオープンに踏み切った。

　店舗面積は40坪で、席数は36席。国産メーカーの椅子とテーブルを配置し、植物の名前である店名のラプンツェルにちなんで緑を店内に施した。店先の休閑地にもスタッフ全員で「客が訪れる度に安心するような店にしたい」という思いを込めてコスモスを植えた。渉外担当の福井照和さんは「居心地の良さを重視し、特に女性好みの空間に仕上げた」と話す。

　メニューは「定番オムライス」（650円）、「ロコモコ丼」（900円）など。シフォンケーキは「プレーン」（200円）のほかにキャラメル、紅茶など常時5～6種類を用意し、オレンジレモンやブルーベリーなどの季節限定メニューも取りそろえる。

　「今後は日替わりランチをさらに充実させる予定」と福井さん。「7月には店先のコスモスが満開になるのでぜひ見に来てほしい」とも。

　営業時間は8時～21時（ディナータイムは17時から）。ディナータイムは完全予約制。