浜松・上西に9月1日、居酒屋「海鮮厨房(ちゅうぼう) 喜八廊」(浜松市東区上西、TEL 053-467-5500)がオープンした。
同店は静岡県西部を中心に「和趣彩々(わしゅさいさい)凛や(りんや)」(磐田市)を展開する静岡喜八廊の新業態。既存店とは異なり、団塊世代をターゲットに和食をメーンに据える。「団塊世代の人が落ち着いて飲食できる店が少ないと思い、来やすい店を目指した」と同社専務の八木敏之さん。
店舗面積は約80坪で、席数はカウンター7席と座敷49席、テーブル24席の計80席。黒と木目を基調とした落ち着いた店内で、座敷には掘りごたつも用意する。店内入り口のいけすにはタイやアジ、イセエビなどの鮮魚を用意。「味付けでごまかすのではなく、新鮮なものを提供したいと思い、料理長自ら仕入れに行っている」と八木さん。
メニューは、いけすのアジ、ホタテ、クルマエビ、サザエから1種を選べる刺し身の盛り合わせ「活魚入り七点盛り」(2,980円)をはじめ、「ウナギ」(250円)、「カンパチ」(200円)などの握りずしなど。舞阪港で捕れた魚や浜松産の野菜など、地元の食材と鮮度にこだわるという。八木さんは「団塊世代の人は品質を求める傾向がある。期待に応えられる素材をそろえた」と話す。
「落ち着いた空間の中で、新鮮でおいしいものを味わってもらいたい」と八木さん。「団塊世代の人が『こういう店を待ってた』と言ってくれる店を目指したい。地元の人に喜んでもらえれば」とも。
営業時間は17時~24時。水曜定休。