浜松・広沢の「浜松調理菓子専門学校」（浜松市中区広沢）で10月28日、「ご当地パスタ クッキングセミナー2012 in 浜松」が開かれる。主催は日本パスタ協会（TEL 03-3504-0730）。

　同セミナーは地産地消をテーマに地域食材を使ったパスタ料理を考案・紹介し、地方でのパスタの関心度の向上を目指す。静岡では今回初。当日使うパスタは国産製で「パスタは海外のものが伸びてきている傾向がある。今回のセミナーは高品質の国産パスタの普及も兼ねている」と同協会事務局の野坂洋介さん。

　当日は浜名湖産の「浜名湖のり」に注目したオリジナルパスタ「パスタノリ風味 塩麹DEやらまいか」「ペンネポロネーズ･浜名湖風」の2品を作る。料理・菓子研究家の杉田久子さんを講師に迎え、パスタにまつわる話を織り交ぜた調理実演の後、受講者による実習と試食が行われる。野坂さんは「受講者の方が手軽に作ることができるように、ウナギのような高級食材ではなく浜名湖ノリを選んだ」と話す。

　講習終了後には受講者が家庭で気軽に挑戦ができるようにとの配慮から、講習時に使ったものと同じ浜名湖ノリと国産パスタ、同協会のオリジナルレシピ集などを配布する。

　「今回のセミナーをきっかけに国産パスタの魅力を伝えられたら」と野坂さん。「これからも、パスタと地元食材のおいしいコラボメニューを紹介していきたい」とも。

　開催時間は、午前の部＝10時～、午後の部＝14時～。所要時間はいずれも2時間30分ほど。参加無料。詳細はホームページで確認できる。