浜松・古人見に11月15日、羊毛フェルトのアトリエ「Sayuri Canvas(サユリ キャンバス)」(浜松市西区古人見)がオープンした。
店主の大石小百合さんはもともとパソコンのインストラクターだが、5年前からホームページのデザインに関わるようになった。それからデザインや手芸などの創作活動に興味を持ち、羊毛を針で突いて立体的に作る「羊毛フェルト」や「羊毛刺しゅう」を中心としたさまざまな手芸を行うように。カフェ「果報(かふう)」を運営する友人の古橋和子さんのブログに作品を掲載したところ、多くの反響があったことから今回の出店を決めた。「商品を販売するだけでなく、一緒に作れる場を設けて日々の生活にゆとりや癒やしを届けたいと考えた」と大石さん。
店舗は「果報」隣の空き店舗10坪を改装して物販スペースとレッスンスペースを設けた。物販スペースは「自分が買いたいもの」をコンセプトに大石さんがセレクトした洋服のほか、羊毛フェルトのオーダーメード商品やレッスンで出来上がる作品の見本も展示する。大石さんは「手作り商品のコンセプトは『大人キュート』で、大人っぽさの中にかわいらしさが少し残ったような商品を提供している」と話す。
商品は「オリジナル刺しゅうブーツ」(9,800円~)、「オリジナル刺しゅうスリッパ」(4,300円)、「ニットカーディガン」(1万5,800円)。ブーツとスリッパはオーダーメード限定だが、現在は受注を休止している。レッスンは「羊毛フェルト体験レッスン」(材料代込み500円)などを行っている。
「オーダーメードの商品は客のイメージに合わせて世界で一つだけの作品を作っている。多くの注文を頂き現在は受注を休止しているが、今後は商品のバリエーションや在庫の充実を目標に積極的に制作していきたい」と意気込む。
営業時間は、水曜=13時~16時、金曜と第1・3土曜=10時~16時。詳細はブログで確認できる。問い合わせはブログの問い合わせフォームから。