アクトシティ音楽工房ホール(浜松市中区中央3)で2月20日、「浜松ITカンファレス2010」が開催された。主催は浜松IT技術者交流会。
当日は、プログラミング言語「Ruby(ルビー)」を浜松で開発したことを語ったまつもとゆきひろさん、仮想化技術でコスト削減ができることを語った宮原徹さん、次世代のウェブ規格として注目されているHTML5とCSS3とビジネスについて語った杉山恵一郎さんが、ぞれぞれの講演を行った。エンディングでは壇上に3人が並び、浜松の印象を語ったほか、地方で活躍するIT技術者へメッセージを送った。
同会は浜松市内のエンジニアが運営している非営利団体で、今回のイベントは初めての開催。当日は浜松やその近郊のプログラマーやエンジニアが集まったほか、東京や名古屋などの遠方からの参加もあった。この日の参加者は167人。カンファレンス終了後は講師を交えた懇親会も行われた。
参加者からは、「この様なイベントを浜松で開催されるのは非常にうれしい」「次回もぜひ開催してほしい」などの声も上がっていた。
同会会長の日比谷実さんは「この様に多くの方が来てくれて率直にうれしい。これだけ多くの人が地方でIT関連のイベント開催を待っていることが証明された。今後は浜松をはじめ各地方でも開催してほしい」と連携を呼びかけた。