浜松・肴町のすし店「四代目 山口屋」が代替わりし、「五代目 山口屋」(浜松市中区肴町、TEL053-452-1768)としてリニューアルオープンして1カ月がたった。
同店は140年間続く老舗すし店。5代目店主の千賀(せんが)大介さんは「当店は、すし屋のみで140年続いている。ほかの事業を一切せずに代々続いてきた店は少ない」と話す。リニューアルは建物がメーンで味や提供スタイルは一切変えていない。「2代、3代と末長くお付き合いさせていただいている常連さんもいるので、味やスタイルは変えない」と話す。
店舗面積は約30坪。席数はカウンター9席、テーブル8席に加え、6人用の小部屋、40人~45人が入れる大部屋も用意する。店内は明るくスタイリッシュなデザイン。「若い人も気軽に入れる、明るい店内を目指した」と話す。
素材は遠州灘産や浜名湖産の地元食材をメーンにその時々で「一番良い物」を選んで提供する。メニューは、「寿司の盛合せ」(並1,365円、中1,890円、上2,625円)、鉄火丼(2,310円)、サバを使った「押し寿司」(1,260円)など。ランチタイムにはサラダ、わん物、デザートが付く。すし以外に一品料理として「お刺身」「きんきの一夜干」「あわびの柔らか煮」「春野菜の天麩羅」「筍のはさみ揚げ」など季節や旬の食材を使ったものを用意。日によってメニューが異なる場合があるため、価格を含めて店頭での確認が必要。「お酒を飲みに気軽に来る常連さんも大事にしたい」と千賀さん。
「今までの常連さん、これからのお客さまを大切にし、『あそこにいけば、うまいすしが食べられる』と信頼を得られる店にしていきたい」と話す。
営業時間は11時30分~14時30分、17時~24時。月曜・第3日曜定休。