浜松・元城のホテル「ホテルコンコルド浜松」(浜松市中区元城、TEL 053-457-1111)は4月3日、「出世大名 家康くんルーム」を報道陣に公開した。
専門学校「浜松デザインカレッジ」(中央3)と共同で企画したもので、浜松市のマスコットキャラクター「出世大名 家康くん」を室内の各所にデザインした。赤をメーンに使った「紅葉」と黄緑色を使った「若草」の2部屋を用意する。部屋はいずれもツインルームでソファベッドを採用することで3人まで宿泊できる。既に予約が入っているという。
2部屋はいずれも16階で、室内からはホテル近郊で家康くんのモデルとなった徳川家康が築いた浜松城を眺めることができる。
部屋の入り口に設けられた表札や室内のクッション、ベッドにかぶされたフットスロー、シャワーカーテンなど各所に家康くんが描かれ、ベッド横のサイドボードでは家康くんの人形が宿泊者を迎える。ルームキーにも家康くんをあしらうなどこだわりを見せる。
宿泊者には家康くんが書かれた鉛筆、メモ帳、巾着、せんべいと浜松市を案内したフリーペーパーを進呈する。
オプションで家康の好物とされているタイ、ナス、濱(はま)納豆を使った「出生大名膳 家康くん」(1人4,000円)を同ホテル内の日本料理店「堂満」で提供。朝食はレストラン「シャンゼリゼ」。
マーケティング課の下田隆志さんは「浜松に旅行に来られた方、お城好きな方、ゆるキャラ好きな方などに使ってほしい。これからは浜松市が薦める『出世の街 浜松』をPRする一商品としていきたい」と話す。
料金は朝食付きで2人利用時は1人9,000円、3人利用時は7,000円。4月6日から利用を受け付ける。ホームページで予約ができる。