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遠州地域の大工・工務店紹介サイトがリニューアル、職人のイメージ向上テーマに

リニューアルされた「大工村」の画面

リニューアルされた「大工村」の画面

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 遠州地域の大工・工務店紹介サイトの「大工村.com」が10月2日、5年ぶりにリニューアルオープンした。

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 同サイトは材木や建材の卸売りを手掛ける「カワイ」(磐田市合代島)が開設。以来運営を行ってきたが、今年の5月に同社を中心に遠州地域の大工・工務店が集まり、NPO法人「大工村」(TEL 0539-62-9010)を設立。運営も同団体が引き継いだ。

 団体設立の趣旨は「地域の大工・工務店に安定した仕事を供給するとともに、地域の職人を育成する」こと。以前からサイトを運営し、代表を務める川合伯員(のりかず)さんは「5年という節目を迎え、組織化することができた。同時にサイトもリニューアルし、地域の人たちに広く大工・工務店のことを知ってほしかった」とリニューアルの経緯を話す。

 今回のリニューアルのテーマは「職人のイメージ向上」。登録している大工・工務店の紹介ページには、全ての棟梁(とうりょう)が白いワイシャツ姿で登場。「『大工=ねじりはち巻き』というイメージを払拭(ふっしょく)したかった。あえて白いシャツを着用してもらうことで現場仕事だけでなく家造りのプロデューサーであることを伝えたかった」と川合さん。カメラマンと一緒に全ての大工・工務店に足を運び、撮影を行うことでイメージを統一した。

 また、以前からアクセスの多かった「大工の教え」のコンテンツを継続。ユーザーは実際に家を建てる大工・工務店の考え方を直接知ることができる。

 今後について川合さんは「どこで建てるかはお施主さんが決めてくれればいいが、1人でも多くの人にハウスメーカーや地場ビルダーだけでなく、大工・工務店の家造りを知ってほしい」と話す。

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