プレスリリース

静岡県唯一の傘の会社を受け継ぎ、未来に繋ぐ!老舗4代目が中小企業庁主催「アトツギ甲子園」に出場

リリース発行企業:株式会社藤田屋

情報提供:


株式会社藤田屋 事業計画部 部長・藤田大悟(プレゼンテーションの様子)

株式会社藤田屋(本社:静岡県静岡市)の事業計画部の藤田大悟が、書類審査を経て、2025年2月4日(火)に東京都で開催された経済産業省中小企業庁主催の「第5回アトツギ甲子園」地方予選大会(関東ブロック)に出場しました。傘が使い捨てとして大量廃棄されている社会問題の解決をテーマに、「“新たなアンブレラスカイ” で描く傘の可能性と未来」をプレゼンテーション。

結果は、惜しくも受賞を逃す事になりましたが、傘の価値観を変えたいという思いと、商品の魅力を存分にPRし、審査員から「その傘を買いたくなった!」と好評をいただきました。
会社概要

株式会社藤田屋 直営店 Party Rain 外観/内観

1919年(大正8年)に創業し、今年で105年目を迎える静岡県の「傘とレイングッズ」の会社です。
創業以来、「雨の日でも快適に出かけられる暮らし」を広める事を目標に企業活動を推進。

自社ブランドを展開するとともに、20社以上のメーカーの商品を取り扱い、幅広いお客様のニーズに応じた販売が可能です。直営店は、全国でも珍しい傘とレイングッズのセレクトショップとして、地域の方々はもちろん、県外からも多くのお客様にご来店いただいています。

会社名:株式会社 藤田屋
所在地:静岡県静岡市葵区昭府2丁目8-18
代表取締役:藤田 道一
URL: https://fujitaya.jp/
藤田大悟プロフィール



静岡県静岡市で育ち、横浜国立大学への入学を機に地元を離れる。大学では経営学を専攻し、卒業後は愛知県の大手自動車系サプライヤーに就職。家業を継ぐことに葛藤を抱えながらも、得意先様やユーザーに愛される会社をなくしてはいけないと強く感じ、2024年10月に入社。
前職では、新規事業の構想から実行計画の策定までを担当。その経験を活かし、家業の経営資源を活用した新事業の立ち上げに挑戦している。
アトツギ甲子園の概要

第5回アトツギ甲子園 地域予選大会(関東ブロック) プレゼンター全員での記念写真

全国各地の中小企業・小規模事業者の後継予定者が、既存の経営資源を活かした新規事業アイデアを競うピッチイベントです。

応募者189名のうち、書類審査を通過した90名が全国6ブロック(九州・沖縄/中国・四国/近畿/中部/関東/北海道・東北)の地方大会に出場。各ブロックの上位3名が決勝大会へ進出しました。
静岡県からは、弊社の出場者を含め過去最多となる5名が参加し、そのうち2名が決勝大会に進出。第3回大会から3年連続で、静岡勢が決勝進出を果たしました。
プレゼン内容について
日本は年間8,000万本の傘を廃棄する“世界一の傘廃棄国”。その背景にある「使い捨て文化」を変えるため、株式会社藤田屋は「傘を、自分らしさを表現する大切なアイテムに」というビジョンのもと、アートとファッションを融合した新事業を提案。美術館をコンセプトにした傘を軸に、空中に浮かぶ傘のランウェイ「Harebare」を企画し、傘の価値を再定義する。伝統と革新を掛け合わせ、傘文化を未来へつなぐ挑戦を訴えた。

プレゼンテーマ発表時の様子

【審査委員からのコメント】
・高級傘市場の競争優位をどう作り維持するか、機能強化とブランディングがポイントになると思う。地域とつながりを持ちつつ頑張って欲しい。
・カラフルな傘が集合することでベニューのアート性が高まるアンブレラスカイにおいて、一本一本がアートである傘を集合させると、空間がうるさくなってしまうのでは。そういう観点も含めて、今後やっていく実証実験の中で「写真映え」する空間づくりができるのか、わざわざみにいきたいと思わせるほどの空間をプロデュースできるかが勝負だと思う。ぜひ素敵なイベントづくりを頑張って欲しい。
・傘をなくすことが多い人は少なくないと思うので、とても根強い課題への挑戦だなと思った。ぜひ見学に伺ってみたい。
アトツギ甲子園の様子

プレゼン中の様子

プレゼン中の様子(商品紹介)

プレゼンで紹介した商品

美術館がコンセプト「da mon de」

美術館がコンセプト「da mon de」


職人によるハンドメイド静岡の傘「仁心」

職人によるハンドメイド静岡の傘「仁心」

  • はてなブックマークに追加
エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース