プレスリリース

令和7年度下田市ユニバーサルビーチ!in外浦海水浴場

リリース発行企業:NPO法人須磨ユニバーサルビーチプロジェクト

情報提供:

障がいがある人もない人もみんなが一緒に楽しめるビーチづくりを目指すNPO法人須磨ユニバーサルビーチプロジェクトは、静岡県下田市にある外浦海水浴場にて海のバリアフリー化とユニバーサルビーチ実現に向けてビーチマットの設置と水陸両用車イスを用いての、ユニバーサルビーチ講習会を7月9日(水) 9:00~12:00、ユニバーサルビーチ体験会を7月8月に複数回、実施いたします。



■ あらゆる人々が下田の美しい海、綺麗なビーチを楽しめるように
静岡県下田市は、すべての人々が気兼ねなく海に親しめる環境づくりを目指す「下田ユニバーサルビーチプロジェクト(UBP)」を令和5年度より推進しており、本年で3年目を迎えます。
障がいのある方やご高齢の方、海に不安を感じる方々も含め、誰もが下田の美しい海の魅力を安全に、そして心から満喫できる機会を創出するため、地域社会が一丸となって取り組んでいます。
今年度は、専門知識を学ぶ講習会と、実際の海に触れる体験会を継続開催するとともに、日常的な利用を見据えた持続可能な仕組みづくりへと歩を進め、”共生する海辺のまち”の実現を目指します。



過去に参加された当事者の声
「車椅子でも海岸に降りられ海まで進むことができることに感動しました。」
「想像していたよりも、車椅子で沖までいくことができたことが印象に残った。」
「子供もそうだと思いますが、家族(介護者)も海(海水浴)を身近に感じられたのではないでしょうか。初めて海を体験した人達も、「また海に行きたい。」と思ってくれたらと思います。」
「行政の協力が必要だと思いますが、この様な取り組みが、他の海岸でも行なわれる様になれば良いと思います。誰もが楽しめる海になるように。」


 
昨年の様子



令和7年度の主な取り組み
1. 専門性と共感を育む「講習会」
障がい特性への理解、安全管理、コミュニケーション、介助技術などを学ぶ座学・
実技講習会を開催します。福祉・教育・観光関係者、そして地域住民が共に学び、
支え合う意識を高めます。
実施日:令和7年7月9日(水)


講習会概要
日  時:令和7年7月9日(水) 9:00~12:00 体験会 13:30~15:00
9:00に道の駅 開国下田みなと 特別展示室に集合
時間・場所:9時から道の駅 開国下田みなと 特別展示室で座学を行い、座学の後、外浦海水浴場にて実技を行います。13時30分から障がい当事者を招き体験会を実施しますので、興味のある方は併せてご参加ください。
※雨天決行・荒天中止
内  容:ビーチマットの敷き方や、水陸両用車イスをつかったサポート方法を学びます
参加人数:30名程度
参 加 費:無料
対  象:ユニバーサルビーチに興味のある方            
持 ち 物:濡れてもいい格好(※海に入ります)、着替え、サンダル(マリンブーツ等)、ラバー付き軍手、水分、タオル、日焼け対策、寒さ対策できるもの
注意事項:1.入水での実技講習があります。※入水できない場合は、お申し出ください。2.荷物は自己管理でお願いします。講習会場近くにブルーシートを敷きます。
そ の 他:1.中止の判断は、前日17時にて一度行い、最終判断は、当日の7時を予定しています。2.講習会受講者には、修了証をお渡しします。※途中参加、途中退席も構いませんが、「修了証」は交付できません。


〈座学内容〉
1.須磨ユニバーサルビーチプロジェクトとは
2.ユニバーサルビーチの運用ルール
3.ヒッポリーダーの役割
4.ビーチマットの設置、片付け管理方法
〈実技内容〉
5.ビーチマット、ヒッポキャンプ(※水陸両用車イス)の準備、片付け、管理方法


【サポーター用】令和7年度『下田市ユニバーサルビーチ講習会、プチ体験会』
in外浦海水浴場 申し込みフォーム
https://logoform.jp/form/4fyZ/1032696







1. 感動を共有する「体験会」
水陸両用車椅子「ビーチスター」等を活用し、障がい当事者やご家族が、安全なサ
ポートのもと、気兼ねなく海に入る感動体験を提供します。地域を熟知するサーフ
ァーコミュニティ「マリンネット下田」の温かなサポートと、「下田ライフセービ
ングクラブ」による確かな安全管理体制が、参加者の笑顔を支えます。
開催時期:令和7年7月23日、7月30日、8月24日(午前・午後の計6回を予定)
※開催日程の詳細および参加者募集については、5月下旬に発表予定です。
1. “イベント”から“日常”へ:「通年利用」に向けた仕組みづくり
これまでのイベント型実施に加え、今年度は「ビーチスター」を年間を通じて誰も
が必要な時に利用できる体制の構築に着手します。下田市が主導し、民間事業者や
地域団体と連携することで、特別な日だけでなく、”いつでも誰でも”海を楽しめる
、持続可能な仕組みづくりを目指し、海岸の年間を通じた利活用を促進します。


プチ体験会概要
日  程:令和7年7月9日(水)13時30分~14時15分 申込期限:令和7年7月4日(金)
     令和7年7月9日(水)14時15分~15時00分 申込期限:令和7年7月4日(金)
※雨天決行・荒天中止                    
場  所:外浦海水浴場
内  容:海水浴にサポートが必要な方に3名のサポーターがつき、海水浴を楽しみます
参 加 費:無料 
対  象:海水浴にサポートが必要な方(各回2名まで)
持 ち 物:濡れてもいい格好、着替え、サンダル(マリンブーツ等)、水分、タオル、日焼け対策、寒さ対策できるもの
注意事項:
1.荷物は自己管理でお願いします。講習会場近くにブルーシートを敷きます。
2.着替えについて、参加者自身で可能、もしくは家族同伴、参加者自身で介護者を確保等ご対応ください。
3.令和5、6年度に実施の講習会を受講した者、令和7年7月9日午前中の講習会に受講したもの等がサポートを行います。サポートするスタッフは介護士など有資格者ではありませんので、ご理解ください。
そ の 他:中止の判断は、前日17時にて一度行い、最終判断は、当日の7時を予定しています。


【体験者用】令和7年度『下田市ユニバーサルビーチプチ体験会』
in外浦海水浴場 申し込みフォーム


https://logoform.jp/form/4fyZ/1033335





●伊豆・下田の海だからこその体験価値
都心からのアクセスも良好でありながら、抜群の透明度を誇る美しい海岸線が広がる下田。穏やかな波間だけでなく、時には**“海の躍動”**を感じさせるうねりや波も体験できる、豊かな自然が魅力です。こうした環境で、地域に根差したサーファーたちのサポートと、ライフセーバーによる安全確保体制があるからこそ、都市部では得られない、五感で感じるリアルな自然体験を提供できます。
●福祉と観光の融合による地域活性化
本プロジェクトは、福祉的な視点に加え、ユニバーサルデザインの考え方を観光分野にも展開し、新たな地域価値を創造することを目指しています。誰もが快適に過ごせる環境は、多様な人々を惹きつけ、交流人口の拡大と地域経済の活性化に繋がります。将来的には、観光庁のユニバーサルツーリズム関連施策の活用なども視野に入れ、福祉と観光が両輪となった、持続可能なまちづくりを推進していきます。


●実施体制
・ 主催:下田市
・ 共催:須磨ユニバーサルビーチプロジェクト(アドバイザー)、マリンネット下田、下田
ライフセービングクラブ
・ 協力:地域住民、観光事業者、医療福祉関係者、教育機関 ほか

●須磨UBP 代表・木戸からのコメント
全国で広がっている、ユニバーサルビーチの波…。
継続することで、行政と、民間企業が連携する中で、地域の仲間が増えていきます。
下田市は、全国の中でも、行政と地域が連携して取り組んでいる先進例です。
今年は、さらに民間事業者、さらには地域の方を巻き込んで進めていきます。
下田から全国へ、ポジティブな波を一緒に繋げていきましょう!


■ NPO法人下田ライフセービングクラブ
下田ライフセービングクラブは、1978年から水辺の事故ゼロを目指す活動を展開してきた団体です。これまで44年間、水辺の安全対策と安全啓発活動、ビーチクリーン活動に取り組んできました。「Safe & Clean -人のつながりを大切に-」をテーマに掲げ、水辺の事故ゼロを目指すと同時に、人々と地球に優しい取り組みを行っています。私たちは、ユニバーサルビーチプロジェクトへの参画を通じて、すべての人々が下田の美しい自然の中で、安全に水辺を楽しめる環境を目指していきます。
https://www.shimoda-lifesaving.com/


本件に関するお問い合わせ先
下田市 観光交流課 担当:中堀、堀内
TEL:0558-22-3913
FAX:0558-27-1007
E-mail:kankou@city.shimoda.lg.jp

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<法人概要>
法人名:NPO法人須磨ユニバーサルビーチプロジェクト
所在地:兵庫県神戸市長田区駒ヶ林町1丁目14-10ドルフ21-102
代表者:木戸俊介
設立:2017年11月2日
URL:https://sumauniversalbeach.com/
事業内容:みんなの”できない”を”できた!”に変えるを合言葉に、障害を持っている方や
お年寄り、小さなお子さんまで、誰もが楽しめるユニバーサルデザインなビーチを普及していく活動をしています。令和3年度より、中学社会公民の教科書に「持続可能な未来を目指す人々」と題し、SDGs達成に向けた先進事例として掲載されています。


<主な受賞歴>
・観光庁ブルーフラッグ認証事例(2022年度・2023年度 )
・教育出版中学公民の教科書掲載(2021年度 )
・観光庁持続可能な観光の実現に向けた先進事例(2020年度)
・IAUD国際ユニバーサルデザイン賞金賞(2019年)
・ひょうごユニバーサル社会づくり賞(2018年)


<問い合わせ先>
須磨ユニバーサルビーチプロジェクトPR事務局
事務局長 土原翔吾
HP:https://sumauniversalbeach.com/ のフォームより
TEL:080-3782-4405
e-mail:sumauniversalbeach@gmail.com

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