プレスリリース

「タテシナ会議」高齢者安全運転支援分科会、静岡県磐田市と高齢ドライバーの安全運転支援に関する協定を締結

リリース発行企業:一般財団法人トヨタ・モビリティ基金

情報提供:

一般財団法人 トヨタ・モビリティ基金(理事長:豊田章男、Toyota Mobility Foundation、以下「TMF」)が事務局を務める「タテシナ会議」(※1)高齢者安全運転支援分科会(※2)は、静岡県磐田市と、高齢ドライバーが長く安心・安全な運転を続けられる地域の実現を目的とした連携協定に合意し、本日、草地博昭 磐田市長、吉野博行 磐田市自治会連合会住民安全部長、福田尚 スズキ(株) 人財開発本部長、TMF事務局長 石川貴規の出席のもと、締結式を行いました。

今後、愛知県豊田市、広島県三次市における、本分科会の活動とも連携して取り組みを進め、地域に根差した高齢者の安全運転支援の仕組みに関する成果やノウハウの全国への普及を目指していきます。

なお、磐田市との主な連携事項及び令和7年度の活動内容は以下の通りです。活動の詳細は今後、磐田市自治会連合会とともに検討していきます。

【主な連携事項】
- 安全運転意識の高揚
- 運転行動の可視化などによる自身の運転を振り返るきっかけづくり
- 運転技能の向上・維持


 【令和7年度の活動内容】
(1)参画企業保有の各種ツールによる交通安全啓発活動
- 対象地区のコミュニティ集会などにおいて、運転に関わる身体能力や認知能力の計測、性格傾向の測定機会を提供します。
(提供予定ツール:いきいき脳体操(※3)、音声バイオマーカー(※4)、安全セルフ診断(※5))


(2)「ADテレマティクスタグ(※6)」を活用した日常運転の振り返り活動
- 参加者の車両にADテレマティクスタグ(車の挙動を測定する車載器)を設置、走行ごとの急ブレーキや速度超過の発生状況など個人の運転改善に活かしていただく情報を、スマートフォンアプリ「Visual Drive(※6)」を通じて提供します。
- 収集したデータを分析し、危険箇所を地図上に示した交通安全マップの作成や、地域で運転の振り返りを行う茶話会を実施し、地域の交通安全意識の醸成を図ります。

※1:毎年、交通安全に祈りを捧げる蓼科山聖光寺夏季大祭において自動車や関係する業界のトップ役員が一堂に会す機会を活用した交通安全のための会議。2023年には、実効性のある活動に取り組むための5つの分科会が発足。
※2:TMFとともに本分科会に参画する企業および団体は以下のとおり(順不同)。スズキ株式会社、あいおいニッセイ同和損害保険株式会社、株式会社デンソー、公益財団法人豊田都市交通研究所、株式会社アイシン、株式会社ミックウェア、トヨタ紡織株式会社、東京海上日動火災保険株式会社、マツダ株式会社、三井住友海上火災保険株式会社、トヨタ自動車株式会社。
※3:「いきいき脳体操」は、国立大学法人東北大学加齢医学研究所の川島隆太教授と株式会社仙台放送が共同開発し、あいおいニッセイ同和損害保険株式会社が提供するサービス。
※4:「音声バイオマーカー」はマツダ株式会社と国立大学法人東京大学・株式会社AGIが協同開発したもの。
※5:「安全セルフ診断」は、株式会社電脳が開発して、三井住友海上火災保険株式会社が活用しているもの。
※6:「ADテレマティクスタグ」、「Visual Drive」は、あいおいニッセイ同和損害保険株式会社の提供サービス。

<参考リリース(2025年2月13日)>
「タテシナ会議」高齢者安全運転支援分科会、「交通安全マップ」を広島県三次市に贈呈 ー地域での安全運転継続を支援する仕組みづくりを開始ー
トヨタ自動車は創業以来、お客様、ビジネスパートナー、従業員、そして地域社会等、全てのステークホルダーを尊重しながら、自動車を通じた豊かな社会づくりを目指して事業活動を行なっています。そして、より公益的な活動を行うことを目的に、2014年8月、TMFを設立しました。
TMFでは、モビリティを通じた豊かな社会づくりへの貢献に向けて、世界中で移動課題への対応をはじめとした幅広いプロジェクトに取り組んでいます。

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