プレスリリース

未来をつくるコーヒー“おいしい×サステナブル”を両立する 澄んだ飲みごたえ『セブンカフェ 水素焙煎コーヒー』セブン‐イレブン・ジャパンとUCCが共同開発

リリース発行企業:UCC上島珈琲株式会社

情報提供:

 UCC上島珈琲株式会社(本社/兵庫県神戸市、資本金/10億円、社長/芝谷博司、以下UCC)と株式会社セブン‐イレブン・ジャパン(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:阿久津知洋、以下セブン‐イレブン・ジャパン)は、新しいおいしさを引き出し、かつ焙煎時にCO2を排出せず、脱炭素にも貢献する“水素焙煎コーヒー”を使用した新しいセブンカフェ「水素焙煎コーヒー」を共同開発し、10月28日(火)より全国のセブン-イレブン店舗にて順次発売します。


 「セブンカフェ」は、2013年の発売以来、1 杯ずつコーヒー豆を挽きドリップする、挽きたて淹れたてのコーヒーを提供しています。おいしさ、原料調達、抽出にもこだわり、コンビニエンスストアでコーヒーを買うというスタイルを定着させ、累計販売数は90億杯以上※1に達しています。


 一方UCCグループは「より良い世界のために、コーヒーの力を解き放つ。」をパーパスに掲げ、コーヒーの新たな可能性を追求し、今までにないコーヒーの価値創造にチャレンジしています。また、UCCサステナビリティ指針を制定し、『2040年までにカーボンニュートラルの実現※2』に向けた取り組みのひとつとして、おいしいコーヒーをお客さまに届ける上で欠かせない、生豆を炒ることで酸味や苦味などコーヒー特有の風味を引き出すプロセス「焙煎」工程に着目し、水素焙煎の取り組みに挑戦しています。2025年4月には大型水素焙煎機「HydroMaster/ハイドロマスター」にて“水素焙煎コーヒー”の量産を世界で初めて開始しました※3。


※1 2025年4月時点
※2 UCCのサステナビリティ(2040年までにカーボンニュートラルの実現):https://www.ucc.co.jp/company/sustainability/nature/carbon_neutral/
※3 大型水素焙煎機での水素焙煎コーヒーの量産を世界で初めて開始
・ UCC調べ
・ 水素熱源に対応するかたちで焙煎機そのものを独自に設計・開発し、継続的に水素焙煎コーヒーを生産・販売
・ 年間キャパシティ3,000トン以上を大型焙煎機と定義

「セブンカフェ」が〈おいしさ×サステナブル〉へ進化、未来をつくるコーヒー

 コーヒーを普段飲んでいない方にも、また普段から飲んでいる方にも、飲みやすく、新しいおいしさの提案として、“水素焙煎コーヒー”を使用した『セブンカフェ 水素焙煎コーヒー』をセブン‐イレブン・ジャパンとUCCで共同開発しました。セブンカフェから新しいコーヒーのおいしさの価値を提供するにあたり、おいしい、しかも環境にいい、水素焙煎の技術を活用しました。


 一般的なコーヒー焙煎の熱源には、天然ガスが使用されています。水素を熱源にした水素焙煎コーヒーは、焙煎工程でCO2を一切排出しないという脱炭素に貢献する環境面の良さがあるのはもちろんですが、天然ガスに比べて火力の温度調整幅が広く、特に弱火の安定燃焼を保つことができます。このような水素が持つ特性と、温度コントロールや味覚形成に関する知見といったUCCがこれまで培ってきた焙煎ノウハウとを組み合わせることで、コーヒー豆本来の香りや甘味、酸味などを最大限に引き出し、従来の焙煎方法では味わえなかった多彩な味覚形成が可能となり、新しいコーヒーの魅力を引き出すことが可能です。





 

 『セブンカフェ 水素焙煎コーヒー』の開発においては、このような焙煎技術を活かし、コーヒーを普段飲まない方、苦手意識のある方にも召し上がっていただけるような、新しいコーヒーの味わいの実現を目指しました。水素焙煎の技術により、低い温度帯でも安定的に火力を調整可能であることを活かし、弱火も使ってじっくりと焙煎しています。試作を重ね、雑味が少なく、澄んでいながらも飲みごたえがある味と、フルーティーでまろやかな酸味を引き出しました。


株式会社セブン‐イレブン・ジャパン 商品本部 石橋利彦マーチャンダイザー コメント
今回の『セブンカフェ 水素焙煎コーヒー』の開発においては、定番のセブンカフェをいつもご購入頂いている方に加え、コーヒーをあまり飲まない方、苦手な方にも受け入れていただけるように、苦み・雑味が後に残らない、澄んだ飲みごたえのある味わいに仕上げました。こだわり抜いて作り出した1杯を、是非お楽しみください。



 おいしい、しかも環境にいい。水素焙煎技術により〈おいしさ×サステナブル〉へ進化し、未来をつくるコーヒーとして進化した「セブンカフェ」の魅力をぜひご体感ください。


 UCCは、今後もよりよい世界のために、コーヒーの力を解き放つ挑戦と前進を続けてまいります。



『セブンカフェ 水素焙煎コーヒー』概要







■イベント概要
 発売に先駆けて、10月24日(金)~25日(土)、東京ミッドタウン キャノピー・スクエア(東京都港区赤坂)にて、いち早く『セブンカフェ 水素焙煎コーヒー』が無料で体験できるイベントを開催します。


・イベント名:セブンカフェ 水素焙煎コーヒー試飲イベント
・日時: 10月24日(金) ~25日(土)
      10月24日(金)13:00~17:00、10月25日(土)10:00~17:00 ※なくなり次第終了
・場所:東京ミッドタウン キャノピー・スクエア
・サイト: https://www.tokyo-midtown.com/jp/access/public-transport/
・住所:〒107-0052 東京都港区赤坂9-7-1
・アクセス:都営大江戸線「六本木駅」8番出口より直結
       東京メトロ日比谷線「六本木駅」より地下通路にて直結
       東京メトロ千代田線「乃木坂駅」3番出口より徒歩約3分
       東京メトロ南北線「六本木一丁目駅」1番出口より徒歩約10分


<参考>水素焙煎コーヒーについて




 UCCグループは「より良い世界のために、コーヒーの力を解き放つ。」をパーパスに掲げ、コーヒーの新たな可能性を追求し、今までにないコーヒーの価値創造にチャレンジしています。また、UCCサステナビリティ指針を制定し、『2040年までにカーボンニュートラルの実現※2』に向けた取り組みのひとつとして、水素を熱源とするコーヒー焙煎の実現に挑戦しています。

 コーヒー豆の焙煎工程の熱源には、一般的に天然ガスを使用しますが、カーボンニュートラルに向けてはCO2排出が大きな課題となります。UCCは燃焼時にCO2を排出しない水素火炎を熱源とした水素焙煎に着目して、2022年より研究開発を開始し、小型のテスト焙煎機で実証研究を重ねてきました。これは、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の助成事業※4の採択を受け、官民一体となって取り組んでいる事業です。

 当初は従来熱源と同等の味覚を再現することを目指していましたが、開発が進むにつれ、従来熱源より焙煎時の温度調整幅が広いなど、水素焙煎独自の優位性を確認することができました。2025年4月にレギュラーコーヒー製造の主力工場「UCC富士工場」において、世界で初めて大型水素焙煎機で水素焙煎コーヒーの量産※3、本格的な販売を開始し、業務用と家庭用の全7品を発売しました。なお、使用する水素は、山梨県よりグリーン水素を調達※5しています。

 水素焙煎はコーヒーの脱炭素に貢献するだけでなく、今までにないコーヒーの新しいおいしさ、魅力を引き出しました。その秘密は、水素だからできる火加減にあります。これまでの焙煎に比べ、幅広い温度で焙煎できるため、緻密なプロファイルコントロール技術と組み合わせることで、既存熱源よりも多彩な味覚形成が可能となり、水素焙煎ならではの味覚を作り出せます。

※4 NEDO事業概要(出所:NEDOホームページ):https://www.nedo.go.jp/content/100940635.pdf
※5 山梨県からの水素調達について(出所:山梨県ホームページ):https://www.pref.yamanashi.jp/documents/99077/p2g_210708_1.jpg


UCC富士工場



大型水素焙煎機「HydroMaster/ハイドロマスター」



UCC水素焙煎コーヒーの製品群





詳しくはこちらをご覧ください
・UCCの水素焙煎コーヒーについて:https://www.ucc.co.jp/company/sustainability/nature/carbon_neutral/hydrogen_roasting/
・2025年4月23日配信リリース UCC、富士工場の大型水素焙煎機「HydroMaster/ハイドロマスター」にて水素焙煎コーヒーの量産を世界で初めて開始:https://www.ucc.co.jp/company/news/2025/rel250423.html


関連URL
・セブンカフェ:https://www.sej.co.jp/products/sevencafe/

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