プレスリリース

伊豆半島のコミュニティが“IZU DAO”でつながる。人・文化・自然がゆるやかに共鳴する“まちの新しい経済圏”を目指し、11月より運用を開始

リリース発行企業:IZUとDAO合同会社

情報提供:

伊豆半島発、観光を越えて “まちとの関わり” を育てるIZUとDAO合同会社(本社:静岡県下田市、代表:近藤 直幸、塚田 絵玲奈、鈴木 浩之)は、観光に依存しない新たな地域価値の創出を目指し、地域との関わりを可視化する 「IZU DAO(イズ ダオ)」 の公式運用を、2025年11月1日より下田・南伊豆エリアにて開始します。
日本各地で地域発のイノベーションの重要性が高まる一方、伊豆地域もまた、観光に依存した経済構造や担い手不足など、複合的な課題に直面しています。特に、観光が夏に集中する季節的な偏り、観光客との関わりが一時的な消費で終わり地域との継続的なつながりが生まれにくい現状、商店街の空きや自治活動の負担増などによる担い手の減少、そして中高生が地域の大人と関われる機会や学びの場の不足は、まちの持続性を弱める主要要因です。さらに、多様なバックグラウンドを持つ人々を受け入れる体制の未整備や、災害時における地域連携の仕組み不足も課題として浮き彫りになっています。
IZU DAOは、旅する人・住む人・働く人が、垣根を超えてゆるやかにつながりながら “IZUを一緒に育てる”ためのコミュニティです。誰もが地域や文化に関わる“お手伝い”に参加でき、お手伝いに応じて “IZU POINT” が付与されます。
海を越え、山を越え、人や文化が行き交ってきた伊豆の街は、異なるものが出会い、混ざりあうことで成長してきました。IZU DAOは、そんな“越える文化”を、テクノロジーと共創の力で受け継ぐプロジェクトとして、地域の行事や防災、教育、文化活動など、「誰かの声」が街の力として循環する仕組みをつくります。LINEを通じた “お手伝い” とIZUポイントで、観光でも移住でもない、“関わる”という新しい参加の形を実現し、地元の人も、関係人口も旅人も、立場や国境を越えた “声” が まちの力として持続的に循環する新たな経済圏を目指します。



■ IZU DAOとは:コンセプト「コエノイズ(KOENOISE)」
伊豆半島は、海を渡ってきた火山島が本州と衝突して生まれた“越境の地”。天城を境に気質も文化も揺らぎながら混ざり合い、開国の港・下田は“外に開く”精神を刻んできました。私たちの目指す伊豆の未来は、「訪れる場所」ではなく、「関わりが積み重なっていく場所」です。IZUとDAO合同会社は、”越える文化” × ”声の多様性” から生まれる共創のリズム=コエノイズ(ヨコノリ×オープンマインド =コエノイズ)を軸に、旅人・二拠点・地元・移住者・ノマド・中高生など、一人ひとりの小さな声や行動が地域の“肥やし”となり、暮らしや文化を支える「ありがとう」の気持ちが街の力となりめぐる循環をつくり出します。
■ 仕組みと特徴



IZU DAOは、「ありがとう」を可視化するトークンエコノミーを核に、3つの層で構成されます。
- トークンエコノミー:IZUポイント
- - 地域への “お手伝い”(清掃、レビュー投稿、祭りの手伝い、子ども支援など)やオンラインの活動を行うと、感謝の印として「IZUポイント」が付与されます。
- - ポイントはお金に換金できず、「お店のメニューにないコーヒー」や「余った宿泊枠のステイ」など、地域でのお金では買えない“体験”( “使い先”)と交換できます。
- 共創プロジェクト:IZU DAO
- - IZU DAOでは、誰もが地域や文化に貢献できる“お手伝い”に参加できます。
- - 音楽、サーフ、クラフト、食など、伊豆の文化的資源を媒介に、新たな挑戦など “越えて混ざる” 文化を体現する共創プロジェクトを推進します。
- アセット(拠点):地域の “空間” の再生
- - 空き家や商店街の空間をリノベーションし、中高生や地域の大人、二拠点居住者、デジタルノマド、海外からの訪問者などが混ざり合い「暮らすように滞在するサードプレイス/ 学び場」整備します。
- - そこに集まる “声” が集まり、再びまちの資源とし循環します

詳細資料:https://drive.google.com/file/d/1DAZ2IEdApt-X8SolJ2CKAE6mpw6bHxyk/view?usp=sharing
IZUとDAOのLINE公式アカウント
IZUポイントウォレットはこちらから

■ 今後の展開
IZU DAOは、まず下田・南伊豆地域での導入を皮切りに、3年をかけて以下のロードマップを進めます。
- Phase1(2025年末):10の使い先と10のお手伝い先としての加盟拠点を確立
- Phase2(2026年):IZU DAOカンファレンス開催、加盟50拠点へ拡大
- Phase3-5(2027-2028年):3件の空き家再生、運用開始
- ゴール(2028年):「越えた人々が気軽に呼べる・関われる・できる」状態の常態化

将来的には、伊豆地域の公共インフラとして定着し、全国の地方都市へのモデル化を目指します。
■ 会社概要
- 社名:IZUとDAO合同会社(IZU DAO LLC)
- 所在地:〒415-0021 静岡県下田市一丁目9-15
- 共同創業者:近藤 直幸、塚田 絵玲奈、鈴木 浩之
- 設立:2025年11月
- 事業内容:DAO設計/地域トークン運営/地域拠点再生/カルチャープロジェクト運営
- 問い合わせ先:info@izudao.net


【IZUとDAO合同会社について】
IZUとDAO合同会社は、2025年に静岡県下田市で誕生した、Web3の仕組みを活用して“観光を越えたまちとの関わり”を育てる地域共創プラットフォームです。伊豆半島に根づく「外を受け入れ、混ざり合う」港町カルチャーを背景に、旅人・住民・移住者・ノマド・学生など多様な人々がゆるやかにつながり、地域に新たな価値を生み出すことを目指しています。この理念のもと、「関わりの可視化」を軸とした地域トークン「IZU POINT」や、世界中から議決権を持って参加できる「社員権NFT」を通じて、地域の担い手を越境的に増やすDAO型のまちづくりモデルを実装しています。詳細は公式ウェブサイトをご覧ください。

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