浜松・舘山寺の「はままつフラワーパーク」(浜松市西区舘山寺、TEL 053-487-0511)で3月21日、「浜名湖花博2014」が開幕した。
花や緑を暮らしや街の中に普及させ、静岡県の持つ様々な魅力とともに「花の都しずおか」の情報を発信していく同イベント。2004年に開催された浜名湖花博から10周年を迎える今年、10周年記念事業として開催に至った。
会場は「はままつフラワーパーク」と「浜名湖ガーデンパーク」(西区村櫛町)の2カ所。ガーデンパーク会場は4月5日からオープンとなる。
フラワーパーク会場では、生きた草花で楽器などをモチーフとした立体芸術作品を展示した「モザイカルチャーメモリアルガーデン」や、ソメイヨシノや八重桜など1300本の桜と50万本球のチューリップなどが植えられた色鮮やかな庭園などを見ることができる。
ガーデンパーク会場では、花をモチーフとした芸術作品と植物が同じ空間に展示されアートと花々の共演が楽しめる「花みどりアート回廊」や、公募で選ばれたガーデンデザイナーが造る静岡県の自然、風景などを表現した庭などを公開。「10年ぶりの花々の祭典なので、ぜひ2会場とも楽しんでいただければ」と同イベント実行委員会事務局の鈴木克明さん。
開催初日には県内外から多くの人が来場。「今日から開催ということでさまざまな花を見ることを楽しみにしてきた」と横浜市在住の山本千賀子さん。市内在住の松本多三江さんは「スマイルガーデンが色鮮やかで、とてもきれいで良かった」と話す。
開催時間は、フラワーパーク会場=8時~18時、ガーデンパーク会場=9時30分~17時。料金(普通入場券)は、大人=800円、小・中学生=400円。6月15日まで。