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浜松の街中で夏祭り-エリア拡大し内容新たに

昨年の同イベントの様子

昨年の同イベントの様子

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 浜松の中心市街地で8月1日・2日、「七夕 夏祭り~浜松歴史絵巻~」が開催される。

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 62年前に繊維産業が盛んだった浜松の女性工員に楽しんでほしいと始まった同祭。これまで「七夕ゆかた祭」として開催してきたが、今回から「七夕夏祭り」に改称。近年行われていた七夕飾りの審査も廃止し、徳川家康を中心とした歴史資産を活用した形にした。会場もこれまで街中で開催されていたが、徳川家康にゆかりのある五社神社(中区利町)まで拡張。「来年の徳川家康没後400年に向け、歴史資産を活用した催しを数多く用意した」と実行委員会の水島大統(ひろのり)さん。

 街中では、7つの商店街がおのおの七夕装飾を施し祭事が催されるほか、約30店が「おもてなし参加店舗」として、浴衣での接客や店舗独自のサービスを提供。ワインバー「アンティミテ」では、浴衣で来店した客にワインまたはウーロン茶1杯をサービス。「ハンドバッグの笠井屋」では来店客に線香花火を提供し、購入時には5%の割引を行う。

 8月1日は、浴衣を着て参加すると3回戦目から参戦できる「ゆかたdeじゃんけん大会」や各商店街に設置されたヒントパネルから徳川家康に関したクイズを解いていく「徳川家臣団クイズラリー」を実施。翌2日は、「餅まき」や徳川家康が武田軍と戦った三方ケ原の戦いの際に使われたという「空城(くうじょう)の計」をモチーフにし、参加者がもう一人を背負って約100メートルを駆け抜ける「神走り!三方ヶ原の陣パワーランニング!」を実施。ほかにも「盆踊り」や「手筒花火」を両日にわたり実施する。

 「徳川家康の開運や出世にあやかれるよう街を盛り上げていきたい」と水島さん。「多くの人が祭りに訪れ、街中がにぎわってくれれば」とも。

 各イベントの開催時間、参加方法、パワーランニングの事前予約などはホームページで確認できる。

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