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浜松・肴町に地元産品のアンテナショップ-商工会議所が開く

店舗外観

店舗外観

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 浜松・肴町に11月8日、アンテナショップ「まちの駅 やらまいかショップ」(浜松市中区肴町、TEL 053-525-8927)がオープンした。

さまざまな商品が並ぶ店内

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 浜松の企業が作った商品を販売する同店。浜松商工会議所が中心市街地の活性化や浜松地域のブランドを盛り上げていくことを目的にアンテナショップの開設を考案。街中の空き店舗を利用し今回オープンすることになった。

 「全員参加型店舗運営」という運営方針を掲げ、地元の商店や地域活性化のために活動する団体と連携を取り店舗を運営。アイデアを出してもらい協力しながら今までになかった新しいビジネスモデルの構築を図る。「観光客だけがターゲットというわけではなく、地元の人にも浜松の良さを再確認してもらうという意味も込めて同所に開店いた」と同会議所商業観光課の水島大統さん。

 商品は「浜松 闘将・家康プロジェクト」認定商品や「浜松地域ブランド やらまいか」認定商品などを中心に50種類以上をそろえる。徳川家康が食べていたといわれる和菓子「小豆餅」(180円)や、ウナギの消費量が多い浜松でウナギの残渣(ざんさ)を肥料として作られた「うなぎいも」を使った「うなぎいもプリン」(258円)など、浜松にゆかりあるものを用意。入野町にある菓子店「山田製菓舗」の、店まで行かなければ買えなかった「クリームどら焼き湖郷」(93円)も販売しており、「少し離れた場所にある店の人気商品が街中で買えることも魅力の一つ」とも。

 食品以外の商品も多数用意する。江戸時代から遠州地方で織られる伝統生地「遠州綿紬(つむぎ)」を使った「遠州綿紬 扇子」(2,500円~)や、職人が作り実際に吹くことができる3.5センチほどのミニハーモニカがアクセサリーになった「Showa ミニハーモニカ」(1,080円~)など伝統工芸品も販売する。

 「いろいろな人たちが携わっていくため、店が今後どのように進展していくか私たちにもわからないが、そこもまた楽しみなところ」と水島さん。「地元の良さが凝縮された駅のような店なので、ぜひ来店していただきたい」とも。

 営業時間は11時~20時。水曜定休。

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