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浜松に「まぜそば」専門店-2種類のメニューのみで勝負

店舗外観

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 浜松・新津に11月26日、ラーメン店「まぜそば いっとく」(浜松市中区新津町、TEL 053-462-1109)がオープンした。

具材と混ぜ合わせて食べる「台湾まぜそば」

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 「まぜそば」とはスープのないラーメン。器の底に麺に絡める程度のたれが入っており、具材と一緒に混ぜ合わせて食べる。市内のラーメン店で7年間修業した店主の鈴木雄也さんは名古屋のラーメン店でまぜそばを食べて気に入り、自分の店で提供してみたいと思うようになった。良い物件を見つけたことをきっかけにオープンにこぎ着けた。

 店舗面積は約20坪。座数はカウンター8席。提供するのは「まぜそば」(並・中盛り=850円)と「台湾まぜそば」(並・中盛り=780円)の2種類。さっぱりしたしょうゆべースの自家製たれは両方とも共通で、違いはトッピングの具材。まぜそばの具材は角切り炙(あぶ)りチャーシュー、青ネギ、水菜、タマネギ、のり。チャーシューは焼いた後にしょうゆベースのだしで3時間煮詰め一晩寝かして作る。ほんのり甘い味わいで、提供する前に炙ることで香ばしさも加わる。台湾まぜそばの具材はトウバンジャンやコチュジャンなどでピリ辛に味付けしたひき肉、ニラ、青ネギ、白ネギ、ノリ。「ピリ辛のひき肉は辛さが苦手な人でも食べられるよう調節してある」と鈴木さん。これらの具材のほかに味をマイルドにする卵も付く。

 食べ方は小皿に少しずつ麺をよそい自分好みに具材を混ぜ合わせて食べたり、豪快に具材を麺に混ぜて食べたりと人それぞれ。トッピング具材とは別に用意されているカレーパウダーやフライドガーリック、昆布酢などを入れ、味を変えながら楽しむこともできる。初めての人でも分かりやすいようカウンターにはおすすめの食べ方の説明書きを置く。最後に締めとして具材と混ぜ合わせて食べるご飯も提供するため、たれと具材を少しずつ残しておくのもポイントという。

 「自分好みの味付けを楽しむ店。普通のラーメンとは一味違うまぜそばを食べにぜひ足を運んでいただきたい」と鈴木さん。「今後は新しい味もメニューに加えていきたい」とも。

 営業時間は11時30分~14時30分、17時30分~20時30分。火曜定休。

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