浜松・村櫛の「浜名湖ガーデンパーク」（浜松市西区村櫛）で6月20日・21日、恒例の「はままつポンポンまつり」が開催される。主催はNPO法人日本モータースポーツ振興会（TEL 053-415-9355）。

　オートバイ発祥の地である浜松を全国に発信すると共に、交通安全の重要性を呼び掛ける同イベント。昨年は2日間で1万2,000人を動員した。

　当日は子ども向けの参加型企画として、各日「キッズバイクスクール」を行う。定員は先着50人。子ども用オートバイを使い、スタッフが乗り方や二輪の仕組みなどを指導。技術向上や速さを競うのではなく、日常の交通安全に対する意識向上を図る。

21日は、足で地面を蹴って進む二輪車「ランバイク」大会を開く。特設コースで子どもたちがキック力とバランス感覚を駆使してスピードを競い合う人気企画で、3・4歳部門はすでに予約を締め切ったが、5・6歳部門は現在参加者を募集している。大会参加費は3,000円。

　このほか、初心に戻りオートバイを学ぶ大人向けの二輪安全講習会を行う。西部自動車学校の指導教官を招き、交通事故防止を目的に安全面を再確認する。オートバイレース大会上位のアマチュアライダーによる「バイクジムカーナ競技」も開く。大型・小型とさまざまなオートバイがコースを走り、迫力あるレースを見ることができる。

　会場内には、お薦めのバイクと車の展示、バイクの試乗ブースを用意。焼きそば、焼き鳥、お好み焼きなどの飲食販売ブースも並ぶ。

　実行委員長の内山直人さんは「楽しみながら予防安全と危険回避の技術を学ぶことができるモータースポーツを多くの方に知ってもらいたい。スタッフ一同笑顔で開催できるよう準備を進めているのでぜひ足を運んでいただきたい」と呼び掛ける。

　開催時間は20日＝10時～17時、21日＝9時～16時。雨天決行。