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浜松に熟成肉にこだわるステーキハウス 市内初の自社熟成肉を提供

落ち着いた雰囲気の店内

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 浜松・肴町に7月10日、ステーキハウス「BLUE BRICK STEAK HOUSE(ブルーブリックステーキハウス)」(浜松市中区肴町、TEL 053-451-2929)がオープンした。

ドライエイジングビーフのTボーンステーキ

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 外気に触れる状態で乾燥熟成させた牛肉「ドライエイジングビーフ」をメーンに扱う同店。日本ではまだ珍しく、自社で乾燥熟成させたドライエイジングビーフを提供する。

 同店は板屋町にあるバル「CLOUD9(クラウドナイン)」の姉妹店。CLOUD9で提供したサーロインとヒレが同時に楽しめる「Tボーンステーキ」が人気を得たことから、ステーキをメーンとした店を計画。特徴あるステーキ店を目指し、ドライエイジングビーフに注目。有名なニューヨークの人気店「Wolfgang's Steakhouse(ウルフギャング・ステーキハウス)」や富士宮市の精肉店「さの萬」を視察後、自社で熟成庫を用意し研究を重ねた。今回、「自信を持って提供できる肉が完成した」ため、オープンにこぎ着けた。

 店舗面積は約15坪。席数はカウンター10席、テーブル10席の計20席。店内は照明の明るさを抑え落ち着いた雰囲気に仕上げ、ニューヨークのレストランを意識したテーブルや椅子、照明などが高級感を演出する。

 メーンとなるドライエイジングビーフのステーキは、サーロインとヒレを同時に楽しめる「Tボーンステーキ」(400グラム=6,500円、600グラム=9,000円)と、サーロインとリブロースの中間に位置する部位を使った「リブアイステーキ」(250グラム=5,000円、400グラム=7,500円)の2種類。品種は熟成に適した赤身が特徴の「USビーフ」。肉質が柔らかくなり、うま味成分が凝縮しつつも臭みが出にくいという、28日以上40日未満の熟成期間での提供となる。焼き方はレア・ミディアムレア・ミディアム・ウェルダンの4種類から選ぶことができる。

 ほかにも、1200グラムの特大サイズで骨付きの「トマホークステーキ」(1万5,000円)や、チルドでオーストラリアから空輸した鮮度の高いラム肉のステーキ「ラムラック」(4本=4,900円、8本=9,000円)、タスマニア産のサーモンをグリルした「タスマニアサーモン」(2,200円)など約25種類を用意。白ワイン10種類と赤ワイン20種類は、地元ワインショップに依頼し選定した。(価格は全て税別)

 「研究を重ね完成した自家製のドライエイジングビーフを楽しんでほしい」と料理長の高橋勇樹さん。「おいしい熟成肉が食べられる店として浜松に根付いていければ」とも。

 営業時間は18時~24時。日曜定休。

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