浜松・龍禅寺の着物店「きものの愛染倉(あぜくら)」(浜松市中区龍禅寺、TEL 053-454-8867)は5月22日、浴衣をメーンに扱う「ゆかた館」を夏季限定でオープンした。
店舗面積は1、2階ともに20坪。1階は浴衣をそろえたフロアで、ブランド品や人気の色、柄を並べる。2階では帯、巾着、下駄などの小物を扱う。
店内では本藍染の浴衣「竺仙(ちくせん)」(2万1,000円~)や、学生は半額になる「お仕立て上がり浴衣」(1,980円~)なども扱う。そのほか、2本の帯を組み合わせて使う「プチへこ帯」、帯を花のように結ぶ「姫帯」や小物の巾着、下駄なども用意。着付けは無料。
同店スタッフの伊藤茜さんは「日本文化の象徴の着物(浴衣)を身近に着てもらいたいと思い期間限定で始めた。最近はカップルや夫婦での購入も増え、男性にも親しまれてうれしい」と話す。「もっと楽しく簡単にファッションの一部として着物や浴衣を着てもらいたい」とも。伊藤さんは3年前からボランティアで市内の中学校や高校などで浴衣の着方教室を行っている。
営業時間は10時~20時。水曜定休。営業は8月末まで。