浜松・和地の複合施設「ぬくもりの森」敷地内に7月23日、フクロウと触れ合えるカフェ「福蔵(ふっくら)」(浜松市西区和地町、TEL 053-486-0914)がオープンした。
店主の金谷雅子さんは、フクロウの輸入販売業者と知り合ったことをきっかけにフクロウに魅せられ、フクロウと触れ合える店を立ち上げたいと考えたという。東京、大阪、京都などの同サービスを提供する店を巡り、出店企画を立案。物件を探している時に知人からぬくもりの森の中に出店したら面白いのではとの助言を受け、同複合施設に打診。出店が認められため、オープンにこぎ着けた。
店舗面積は約12坪。フクロウと触れ合う店舗と、店外に飲食の販売ブースを用意する。店内は森をイメージし、木を生かした空間。フクロウがいる室内には2本の木が立っている。
入場料を支払うと、金谷さんから楽しみ方と注意点の説明を約5分間聞いた後、フクロウのいる部屋へ入り、触れ合ったり写真を撮ったりして楽しむことができる。時間は無制限となっており、写真撮影の枚数制限はない。「他店では時間制の店が多いが、時間を気にせず触れ合える店にしたかったため時間制限は無しとした」と金谷さん。触れ合えるフクロウは、メンフクロウやアメリカワシミミズクなど全9匹。今後はフクロウだけでなくモモンガやインコなども加えていきたいという。
提供する飲食メニューは、イチゴが入った氷塊をカキ氷機でふわふわな触感に仕上げ無添加無着色で提供する「苺氷り(いちごおり)」(500円)や「チュロス」(350円)、週末限定の「肉巻きおにぎり」(400円~)など約10種類を用意する。
「来店したお客さまが笑顔になれる店になれば」と金谷さん。「お客さまの要望をできるだけ反映し、お客さまと一緒に店を作り上げていきたい」とも。
営業時間は11時~17時。木曜定休。入場料は子ども=500円、大人=700円。