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浜松にオーガニックカフェ 無農薬で育てた茶葉など提供

「すいーとまむ」の一角に立ち上げたカフェ

「すいーとまむ」の一角に立ち上げたカフェ

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 浜松・本沢合に7月30日、カフェ「EECO(いいこ)カフェ」(浜松市浜北区本沢合、TEL 053-571-8881)がオープンした。

自社栽培の無農薬緑茶を使った「緑茶ラテ」

 店主の金沢強さんは1年前から引佐町渋川の耕作放棄地を借り、除草剤や農薬を一切使わず緑茶の栽培を開始。多くの人に安全でおいしいお茶を飲んでほしいという思いから、若者でも楽しめる「ラテ」で提供しようと考えた。以前から取引があった自然食品の販売とカフェを営む「すいーとまむ」の一角を利用したいという話をしたところ快諾。オープンにこぎ着けた。

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 店舗面積は約5坪。すいーとまむの店内にイメージを合わせ、手作りで作られた移動式のカウンターを角に設置し販売を行う。テークアウトメーンのカフェとなるため同店としての席は無いが、すいーとまむのカフェスペースを利用し店内で飲むことができる。

 メニューは、春野町で取れた有機栽培の茶葉を使った「ほうじ茶ラテ」(400円~)や自社栽培した無農薬の茶葉を使った「緑茶ラテ」(380円~)、有機栽培の和紅茶を使った「紅茶ラテ」(400円~)の3種類。提供するラテに使われている茶葉は、渋みが出ないように24時間かけパウダー状にし、沖縄産のキビ糖と混ぜ豆乳に合わせ提供する。「牛乳を使っていないため、ベジタリアンの方にも楽しんでもらえる」と金沢さん。納得する味の物しか出したくないとの思いからオープン当初のドリンクメニューは3種類のみの提供となるが、現在商品開発を進めており随時メニューを増やしていく予定という。

 ほかにも、「茶葉」(10グラム=100円~)や「パウダー茶」(10グラム=110円~)、「キビ糖入りパウダー茶」(10グラム=120円~)の販売を行う。同店で使われている攪拌(かくはん)機「クリーマー」(2,000円)も販売しているため、店頭で販売するドリンクと同じ味を家でも楽しめるという。「遠方から来てくれる人が当店の味を気に入ってくれても気軽に来ることができないと思う。そんな人たちのために同等の味が家でも楽しめるようにしたいと思った」と金沢さん。希望者には作り方も指導する。

 「衰退する茶産業に少しでも貢献できれば」とも。「現在は試験店としての位置づけ。立地・費用が合う物件があれば拡大していきたい」と意気込む。