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浜松・参野町に中華料理店 こだわりの担々麺9種類を用意

ピーナツを一切使わないゴマ100%のペーストを使った「黒ごま担々麺」

ピーナツを一切使わないゴマ100%のペーストを使った「黒ごま担々麺」

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 浜松・参野町に12月12日、中華食堂「熱風」(浜松市南区参野町、TEL 053-424-6888)がオープンした。

コクと深みのある5年ものの豆鼓醤を使った「熱風特製四川麻婆豆腐」

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 店主の葛発壮(かつ はっそう)さんは、日本語学校へ通うために留学生として日本に訪れた中国人で、日本人オーナーの経営する中華料理店でアルバイトをしながら日本語学校に通い卒業。そのまま飲食業界へ進み、2011年に独立して袋井市に中華料理店「旬彩チャイナ 華萬(かまん)」を、2015年には浜松市にラーメン店「好麺(こうめん)」(中区砂山町)をオープン。袋井市に比べて夜でも活気のある浜松市にも中華料理店を持ちたいと思い、9月から物件を探し、理想的な物件を見つけオープンにこぎ着けた。

 店舗面積は約50坪。席数はカウンター8席、テーブル36席の計44席。葛さんは「一般的にイメージされる赤い色がメインの中華料理店とは違う店にしたい」と考え、白い壁にダークブラウンのテーブルをそろえ、シンプルで落ち着いた雰囲気の内装にした。店の各所に観葉植物も置き、爽やかさや清潔感も演出する。

 本場中国の味ではなく、日本人の舌に合うように味付けを調整。メニューは、丸鶏や豚肉、大量の野菜を弱火でじっくり4時間かけて作ったスープにピーナツを一切使わないゴマ100%のペーストを使った「担々麺」(720円)や「担々つけ麺」(780円)、「蒸し鶏担々麺」(800円)、「豚角煮担々麺」(980円)など9種類を用意。それぞれ「白ごま」か「黒ごま」のどちらかを選択できる。ほかに「昔ながらの醤油(しょうゆ)ラーメン」(650円)や「塩ラーメン」など麺類が計17種類並ぶ。

 一品料理は、あっさりとした辛みの半年ものの豆板醤(トウバンジャン)と、コクと深みのある5年ものの豆鼓醤(トウチジャン)を使った特製の「四川麻婆(マーボー)豆腐」(950円)や、脂身の少ないオーストラリア産の牛肉を使った「牛肉とピーマンのカキソース炒め」(1,200円)など約60種類そろえる。

 メニュー名の先頭に赤い丸印がついたものは、「ちょい辛、並辛、大辛、激辛、地獄辛」の5段階で辛さを選べる。

 「情熱を持ち、お客さんに感動を与えるサービスが提供できたら」と葛さん。「お客さんや従業員、仕入れ先など関わる全ての人が幸せになるお店にしていきたい」とも。

 営業時間は11時~14時、17時~24時。水曜定休。

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