浜松の酒造メーカー「天神蔵 浜松酒造」(浜松市中区天神町、TEL 053-461-6145)が新酒「出世しまっ酒」を発売して2カ月が経とうとしている。
同メーカーと同地域の伝統織物の遠州綿紬を扱う「ひろ屋」のコラボレーションにより企画・発売された同商品。地域の特産品や優れた商品などを認定する「やらまいか浜松」にも認定されている天神蔵の清酒「出世城」(180ミリリットル)2本が遠州綿紬の「あずま袋」の中に入っている。あづま袋は全5種類。カラフルだがレトロ感漂うデザインが好評だという。瓶には、浜松の名産ウナギと徳川家康の側室であった「お万の方」を組み合わせた天神蔵オリジナルキャラクター「お鰻の方」がプリントされている。
天神蔵支配人の河合信夫さんは「販売して2カ月ほどだが、ギフトとして買っていく人が多く、喜んでもらっている。袋を選ぶのも楽しみの一つになっているよう。名前からしても縁起が良いので、元気を与えるものになってくれれば。特産品として認知してもらえるようになればうれしい」と話す。
現在は天神蔵ショップでの販売が中心だが、今後量販店での販売も考えているという。価格は1,300円。