「はままつ好奇心大学」再始動-友達づくりの場にコンセプト変更

以前開催された「好奇心大学」の講義風景

以前開催された「好奇心大学」の講義風景

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 浜松・海老塚町のカルチャーセンター事業で地域活性化を手がける「ドットオンタイム」(浜松中区海老塚町、TEL 053-454-6322)が10月1日、カルチャースクール「はままつ好奇心大学」の生徒募集を始めた。

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 好奇心大学は浜松市内のSOHO事業者が中心になって約6年前に勉強会として立ち上げられた。今年1月で活動を終了したが、好奇心大学の関係者が同社社長の平池俊介さんに同名での活動を頼まれて再開した。コンセプトは、「SOHO支援」から「カルチャースクールによる地域活性化」に一新した。

 平池さんは大阪出身のシステムエンジニア。浜松市内のITベンチャー企業勤務を経て、同社を創業。ミッションは「地域活性化と、社会問題の解決」。未婚の男女が増え、少子化が進んでいることを解決したいと考えた。

 平池さんは「大阪から浜松に移住して『会社以外の人間関係、友人ができない』と悩んでいる人が多いことに驚いた。そこで未婚の若い男女のための出会いの場として『みがくらぶ』を始めた。婚活ビジネスとよく誤解されるが、友達づくりを行いやすい環境の提供を事業化している。『みがくらぶ』事業をしていくなかで、もっと幅広い年齢層が新しい友達を求めていることが分かった。そうしたニーズに応えるため、『はままつ好奇心大学』の引き継ぎを決めた」と話す。

 新しい好奇心大学について、平池さんは「地元の人が、地元浜松のすてきな店や遊びのスポットを知らない。知っていたとしても、一緒に行く友達がいない人が多い。これでは会社と家の往復の生活になる。普通のカルチャーセンターは習い事がメーンで、受講生同士が友達になるような支援はしない。好奇心大学は、友達づくりをメーンにしたカルチャーセンターにし、友達ができれば、その友達と店や、地域のイベントに出かける機会が増える。それが地域の活性化につながるのでは」と期待を寄せる。

 1回目は来年1~3月に6回を予定。ワイン、パーソナルカラー、ボウリング、花見などの講義を予定している。

 受講資格は42~55歳の独身男女。入会金は3,150円で、受講料は1回5,000円~7,000円。講義終了後は食事会を開く。

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