浜松駅前のアクト通りで10月23日・24日、浜松のギョーザ普及を目的とした「浜松餃子まつり2010」が開催される。主催は任意団体「浜松餃子学会」(TEL 053-465-5373)。
同イベントは今回で4回目。浜松は以前からギョーザの消費量が全国的にも多い街で、昨年の総務省家計調査でもギョーザ支出額が年間3,336円と全国2番目だった。1位の宇都宮(3,429円)とは93円とわずかの差。同団体は浜松のギョーザの普及に拍車をかけようと2005年7月に立ち上がった。
両日、浜松から5店舗、全国から9店舗の屋台が並び各店のギョーザを販売。このほか、浜松の10店舗がこの日のために作ったオリジナルギョーザを披露し、来場者などが投票して1位を争う「G1 餃王座決定戦」も開催する。1位になった店には「金のフライパン」を贈るほか、来年のギョーザマップに通常より大きく掲載する。
前日の22日には今回が初めてという「全国餃子サミット」が行われる。サミットでは浜松をはじめギョーザでまちおこしを行っている金沢、裾野、津、福島、宮代、八幡の代表者が参加してギョーザを使ったまちおこしなどについて議論を交わす。一般の観覧はできない。
同イベントの名前は今年から年度だけの表記となった。同団体の斉藤公誉(みきたか)会長は「毎回新鮮な気持ちで開催しようと言うことから『第○回』などの表記はやめることにした」と話す。「当日は24種類のいろいろなギョーザが全国から集まるので、ギョーザ文化をより堪能してほしい」とも。
開催時間は10時~16時。